asagi diary

浅葱色が好きな筆者が、夢中になる絵本や小説のこと、猫のことを発信する雑記ブログ

外出自粛がとけ、順番、ルールを思い出しましょう!厳選絵本3冊!

お友達と一緒に遊んだり過ごす時。

そこには、お約束やルールがたくさんあります。

お約束をした人の気持ちを考える、そんな絵本を3冊紹介します。

ぜひ、一緒に読んであげてくださいね。

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1.ノンタン ぶらんこのせて  キヨノサチコ作・絵

 

ノンタンが、ブランコを立ちこぎしてウィンクしているイラストが表紙。

自粛生活から解放されて、やっと保育園や幼稚園、公園でブランコに乗れる日が増えてくると思います。

 

暑くなってくるので、ブランコの持ち手も座る椅子も熱いです。気を付けてくださいね。

そして、気になるのが順番を守れるか。集団では、やはりルールを守らないと

 

ノンタンはぶらんこを独り占めして、ならんでいるうさぎやくまに、貸してあげません。

ノンタンノンタン。ぶらんこのせて」

笑顔で来るくま。

「えーと

1,2,3

で。えーっとえーっと1.2.3・・・」

なかなか代わってくれません。

並んでいるうさぎやくまも、だんだんと表情が曇っていきます。

 

順番を代わること。大人にとってはなぜすぐに代わることができないのか、不思議に思いますよね。

子どもは、順番を代わることは大きな出来事なんです。

もっとやりたいという自分との闘いです。自我が勝っていて、年齢によっては相手の気持ちを考えるまでに至らない場合もあります。

そうして、だんだん学習していくのですね。

 

実際に公園で順番だよといってもピンとこない場合もあります。自分の事で精いっぱいなのです。

そんな時、絵本で学ぶ事もできます。

じゃあ、次はぶらんこを代わろうかなと思ってくれると、嬉しいです。

 

繰り返しのリズムが心地よい、そんな一冊は耳にも残りますよ。

おススメです。

 

2.おとうさんは、いま  湯本香樹実 文・ささめや ゆき 絵

 

パジャマを着たまゆちゃんが、窓の外を眺めている表紙。

この絵本は、お父さんとのお約束の絵本です。

まゆちゃんは、お父さんとお約束をしました。寝る前に絵本を読んでくれると。

 

でも、その日はお父さんがなかなか帰ってきません。

夜空を見上げながら考えるまゆちゃん。

どうしたんだろう?

 

会社を出て、、、

かっぱのガタロウに、追いかけられているのかしら?

お父さんは、まゆちゃんとのお約束を果たして守れるのでしょうか。

 

まゆちゃんのどんどんと膨らむ想像力に、脱帽です。

お約束をした相手が、どんなに待ちわびているのかがわかる、一冊。

お約束には、相手がいて相手の気持ちがあるんだよと伝えられる絵本なので、おススメです。

4歳から。

 

3.はじめてのおつかい   筒井頼子 作・林明子 絵

 

みいちゃんが、ママからおつかいを頼まれます。

それは、牛乳を買ってきてというもの。

一人でのお買い物は、これが初めてのみいちゃん。

 

牛乳は赤ちゃんのためのものです。

おつかいは、ドキドキの連続です。

 

ほんの数十分の出来事ですが、何時間にも感じます。

その間の心の成長ぶりに、目がはなせません!