asagi diary

浅葱色が好きな筆者が、夢中になる絵本や小説のこと、猫のことを発信する雑記ブログ

遠足に行く前にぜひ読んで!気分が盛り上がる王道絵本2選!

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 皆さんには、昔読んでもらった或いは読んでいた、宝物のような絵本ってありますか?私はあるんです。「ピッキーとポッキー」の絵本が、宝物でした。大人になってあぁこの絵本を子供に読みたいな。そんな風に思った絵本は、やはり宝物の絵本でした。今でも読み返すと、小さな頃の思い出が浮かんできたりワクワクするんです。

 そんな絵本が、一つでも見つかりますように。おススメです。

 

1.ピッキーとポッキー  文・嵐山こうざぶろう 絵・安西みずまる

 

 楠の木に住んでいる、うさぎのピッキーとポッキー。そしてもぐらのふうちゃん。歯磨きをするために使うのは、すかんぽのはっぱなんです。私は幼い頃、すかんぽの葉っぱって、一体どんな葉っぱかしら?とすごく気になりこれで歯磨きをしたくなったものです。憧れといえば、ふうちゃんのめがぬや3人の作ったお弁当です。すみれのサンドイッチやにんじんのはっぱまきが、本当に色どり豊かで何て美味しそうなんでしょう。もう、それを見るだけでワクワクします。そして、何と言っても最初のページの地図!じっくり眺めて、考えて。楽しい事間違いなしです。ピッキーとポッキーは、きょうだいなのかしら?と今でも考えてしまいます。

 絵は丸みを帯びていて、可愛らしいですよ。ほんわかした気持ちになれて、益々遠足やピクニックに行きたくなります!ぜひ手にとってみてくださいね。

 

2.ぐりとぐらのえんそく   文・中川季枝子  絵・山脇百合子

 

 有名なぐりとぐらのシリーズのうちの、一冊です。ぐりもぐらも、リュックサックを背負って水筒をさげて。もちろんリュックサックの中には、お弁当が入っています。山で毛糸を見つけて、ぐりが毛糸を巻きながらそれを2匹でたどっていきます。さて、毛糸は一体どうしてこんなところにあったのでしょうか?それして、なんの毛糸だったのでしょうか。お弁当を食べることができるのかしら?可愛らしくて、心を躍らせるそんな素敵なお話です。

 柔らかいタッチの線と、余計なものがないわかりやすいストーリー。 双子の野ねずみは、1963年に出版されたそうなので、長く皆に愛されている絵本です。

 

まとめ

 さて、遠足やピクニックに行きたくなってきたでしょうか?やはり、お弁当タイムが待ち遠しいですよね。どちらのお弁当も美味しそうで、お弁当を早く食べたいと待ちわびている様子が伺えます。絵本を読みながら、きっとお弁当を作ってくれた人は、前日から材料をあれこれと用意します。そして朝早く起きて心をこめて、お弁当を作ってくれるのです。感謝ですね。

 この2冊は、昔からある絵本です。年月を重ねても劣らないどころか、今でも皆に愛されている絵本です。やはりそういった絵本は、子どもを惹きつける「何か光る物」がきっとあるのでしょうね。