海で出会って、もの凄くホッとする魚。厳選5匹!
私は魚が好きなんです。しかも川魚ではなくて、〝海水魚限定〟なんです。
素潜りやダイビングは決まって海ですし、なんだかお顔が海水魚の方が単に好みだからです。
ダイビングをしていて水深18メートルの世界になると、あたりは暗くてなんだか心細くなる時がチョコチョコあります。
緊張感ピリピリモードで、酸素残量など気にしながらドキドキとワクワクが、共存しています。
深く潜った所から段々と浅瀬に向かうにつれて、あたりは明るくなってきます。
それにつれて、気持ちも軽やかになってくるんです。
イソギンチャクや浅瀬にいるお魚に出会うと、本当にホッとします。やっとピリピリモードから抜け出せます!
安心モードで余計にお魚が、愛おしく感じるんです。
そんな状況で出会えてホッとしたお魚を、私の価値観のみで紹介したいと思います。
1.スダレチョウチョウウオ
鮮やかな黄色い尾に、白い体にスダレのように黒い帯が垂れています。
なんだか古風に感じてしまうのは、私だけでしょうか。
決して目立ちすぎず、それでいて品がある様が安心感を与えてくれます。
フン(クチバシ)が尖がりすぎていない所も、好みです。
体長15〜20センチ。
2.クマノミ
水深15メートルの薄暗い海から、浅いところへ移動して、まず一番にホッとするのはクマノミを見た時です。
あぁやっと浅いところに来たんだな、もう大丈夫と思うんです。
そして、イソギンチャクから姿を見せてくれると、またそれが可愛らしくて可愛いらしくて...たまりません。
ファインディング・ニモの「ニモ」として、覚えている子どもも多いかもしれません。
クマノミの中でも、私はハナクマノミが一番タイプです。
3.コケギンポ
私がこの20年、愛してやまないお魚です。水深5〜6メートルに生息しています。
岩の間から、お顔をチョコンとだす姿は、キュートすぎます!頭のフサフサがチャームポイントで、波にユラユラと揺られてものすごーく可愛いですよ。
体長8センチ位なので、頑張って見つけてくださいね。そーっとのぞかないと、隠れてしまいます。
4.ハコフグ
硬い甲板に覆われているため、敵に食べられません。体長25センチの体で、のーんびりと泳ぐ様は癒しを与えてくれますよ。
鮮やかなブルーに、お腹側はイエローでとってもキレイ!
さかなクンが被っている帽子も、ハコフグですから、ご存知の方もたくさんいるかもしれませんね。
5.ミツボシクロスズメダイの若魚
若魚は体長5センチで、大人になると 体長10センチ。
黒い体には、その名前の通り3つの白い斑点模様があります。黒い体に非常に映えて、キレイなんですよー。
初めて出会った時は、水面から見下ろす形で見たので、あの白い点々のお魚は一体何?と心を奪われてしまいました。
大人になるにつれ、白い斑点が不明瞭になっていきます。
やはり、若魚が可愛いなー。
魚は、幼魚と大人の魚は全く違う模様になるものがいるんです。幼魚と大人の間は、模様がミックスされている時もあるため、面白いです?
まとめ
いかがでしたか?
海に潜らない方も、海水魚に興味を持っていただけたらとっても嬉しく思います。
大人と子どもの時の姿が、違う模様をしている魚がいるのも、楽しめます!
クマノミは、毒のあるイソギンチャクに隠れていたり、ハコフグは硬い甲板で身を守ったりと、知恵があります。
生態をこの機会に調べるのも、楽しいですよ。