海に興味がある人に。ぜひ読んでほしい本
私は海がに昔から惹かれています。そして、海にいる生き物特にイルカやマナティが、好きなのです。海が好きで集めた本の中から、厳選しました。ぜひ、海や海の生き物に興味のある方、海好きの方に読んでほしいです。
1.マナティ、海に暮らす ジェシー・ホワイト著
フロリダ半島に生息する、フロリダマナティの話。
私は昔からマナティになぜだか惹かれて、この本を購入しました。あのうちわのような胸びれが愛らしくて、好きなんです。そしてジュゴンもかわいいと思いますが、マナティはジュゴンと違って顔も胸びれも尾びれも丸みを帯びていて、本当にかわいいのです。
マナティは、冬の水温が下がる時期になると河をさかのぼって、わきでる泉に集まってくるのです。水温15度以下になると、死んでしまうマナティが出てくるそうです。水温と共に移動しているのですね。マナティの生態や繁殖についてや、背中の痛々しい傷あとについても書いてあります。
この本を読んだり写真を見ていると、なぜマナティが人魚のモデルなのかがよくわかります。ものすごく母性を感じるのです。おっぱいを与えている姿は、まさに母そのもので、あたたかく包み込んでいます。見ていて非常に癒されますし、不思議な事に人間が赤ちゃんにおっぱいを与えているかのように、見えてくるんです。飼育下での出産のことも載っているので、必見ですよ。
またマナティと共存するために、必死で取り組んでいる人達がいることを、知りました。ボートのプロペラで傷ついたり、ロープにからまり溺れてしまつマナティがたくさんいて、問題になってます。人的事故は減らしたいですね。
可愛らしいだけではなく、現実問題に直視し取り組む姿が載っているので、色々環境や共存について考えさせられます。おススメです。
2.クジラの心 mind in the waters J.マッキンタイアー編
クジラ・イルカに興味のある方にぜひ読んでほしいです。私のバイブルです。
クジラの詳しい分類分けから、歴史や祖先についても載っています。また、水中での生活や海流について、食べているオキアミや食物連鎖など詳しく書かれていますし、絵がたくさん載っています。ですから、とてもわかりやすいです。
イルカのソーナー音や脳と知能について、あなたはどうなっているのかなと思った事はありませんか?シャチの群れの固体識別をしたり、捕獲問題まで書いてあります。
最後は、種類別にイラストと解説が載っているので、すぐにお目当てのクジラを調べることができます。
バイブルに、この本はいかがでしょうか。
3.海を見に行く 写真・文 椎名誠
犬がちょこちょこ出てきます。犬ってなぜだか、海がよく似合いますよね。この本は写真と文章が載っていて、わかりやすいです。バルト海やインド洋、アラスカなど世界の海の写真が載っていて、楽しいです。タヒチだと、まばゆいばかりのエメラルドグリーンがとても綺麗です。反対に、海の恐ろしさを感じる写真もあります。
とてもスケールが大きく、この本を読みながら旅に出た気分になりますよ。なかなかこの様な本は、ありません。あなたも旅をした気分を味わってみませんか?楽しいこと間違いなしですよ。
まとめ
海に棲む生き物や、海そのものの本を厳選しました。いづれも、海を愛している事がとても伝わってきます。荒れ狂う海もあれば、平穏な海もあります。そしてそこに棲んでいる生き物がいます。色々考えさせられる本です。おススメです!