秋を感じられる絵本。どんぐり拾いや芋ほりの前にぜひ読んで。厳選2冊!
徐々に暑さも減ってきて、季節が移り行くのを感じられるようになってきました。
道には、どんぐりや松ぼっくりが落ちています。
今年もどんぐりトトロを作りたいなーなんて、思う今日この頃です。
そんな、秋の季節にぜひ読んでほしい絵本を厳選しました。
1.ちいさなかがくのとも どんぐり みーつけた
澄川嘉彦 文・大庭賢哉 絵
表紙から、ステキな絵本。子供の手の平いっぱいに、どんぐりをのせています。足元には落ち葉やどんぐりが落ちています。
森の中に住んでいる男の子。ぴかぴかのどんぐりが、拾えるんです。
ぼくは、拾ったどんぐりを入れる場所を探していると、箱の片隅にどんぐりがたくさんありました。
今度はお母さん。冬のお布団の中からどんぐりがたくさん見つかります。
しかも、ぴっかぴか。
森に住む誰かさんが置いていった、どんぐり。
さあ、それは一体誰だったのでしょうか?
続きは、読んでのお楽しみにしてください。
子供達が、誰がどんぐりを置いていったんだろうと、ワクワクする姿が目に浮かびます。
おススメです!
2.ぴっぴとみいみの いもほり よいしょ!きむらゆういち12カ月のしかけ絵本 いもとようこ・絵
この絵本は、なんと縦開き。芋ほりの絵本には、もってこいです。
どうしてかというと、土の中まで描けるからです。
お芋といったら、山芋?ふかし芋?それとも大学芋が食べたいですか?
裏表紙には、それらの色々な名前がのっていて、楽しくなります。
お芋畑に遠足です。張り切っているぴっぴとみいみ。
イラストがいもとようこさんなので、ふわふわした輪郭であたたかみがあって、本当にかわいらしい絵本ですよ。
「たくさんとろうね。」
ごりらくんが「よいしょ!よいしょ!よいしょ!」
しかけのページをめくると
「ぬけた」
ねずみくん達も・・・。かばさんがお芋を掘ると、なんとかばさんにそっくりのお芋。
大きなかぶのように、うさぎのぴっぴとみいみの後ろにはごりらくんやかばさんが連なって、お芋を引っ張ります。
よいしょ!よいしょ!
すると土の下でも、もぐらくん達が
よいしょ!よいしょ!
この発想が、なんとも可愛らしいですよねー。考えただけでも、楽しい気分になってきます。
両者とも大汗をかいて、芋ほりをした後はみんなで
むしゃむしゃ もぐもぐ
美味しそう。
秋の美味しい味覚ですよね。これから芋ほりをしたときには、土の下にもぐらがいるんだなーなんて思いながら、楽しく掘れそうです。
ぜひ、遠足や芋ほりに家族で行く前に読んでくださいね。おススメですよ。
まとめ
どんぐりや、さつま芋。木の実を使った製作をたのしんだり、秋の味覚を存分に楽しめる秋。
皆さんは、秋と言ったら芸術の秋ですか?食欲の秋ですか?
これから、楽しい季節がやってきます。
子供たちにとっても、わくわくドキドキです。山へいけば、色んな形のどんぐりや木の実が落ちていますし、紅葉してくるし季節を感じれるのも、日本ならではですよね。
そんな秋の季節に、ぜひ絵本も読んでほしいと思います。