長い物語がわかる、4歳頃からおススメ絵本。
長い物語が楽しめるようになる、4歳頃からいかがでしょうか。
おまたせクッキー ハッチンス 作・乾侑美子 訳
お母さんが、クッキーを焼きます。
二人で分けてね、とビクトリアとサムに言いました。
「まるで、おばあちゃんが焼いたクッキーみたいにおいしそう。」
「でも、おばあちゃんのクッキーは、特別よ。」
ピンポーン
玄関のベルがなりました。トムとハナが来ます。
3つずつクッキーが食べられます。クッキーを数えます。おいしそう。
また、ベルがなりました。
食べようとすると、またお友達が来るのです。
「ちょうどよかったわ。おやつを食べてって。」
とうとう、皆一つずつのクッキーになりました。
ピンポーン
全員が玄関をみます。
「あら、どうしましょう。」
子供たちは、お皿の上にある一枚ずつのクッキーを見つめます。
これ以上お友達が増えたら・・・。
すると、おばあちゃんがクッキーを焼いてきてくれました。
ほっと一安心。
すると、またベルが・・・。
ハラハラする子供たちの様子が、手に取るようにわかって面白いですね。
お友達がきたら、クッキーを分けたい。でも、どんどん手元にあるクッキーの数は減っていく…。
わかりやすいストーリーなので、おススメですよ。