2歳から6歳までの子供に。食育に向く絵本5選!
毎日食べ物を食べていますが、段々と好き嫌いが顕著になってくるお子さんがいます。
そこで、絵本を読んで食べ物に親しみが湧いて、じゃあ食べてみようかなーなんて思うキッカケを作ってもらいたくて、これらの絵本を選びました。
ぜひ、一緒に読んでくださいね。
1.どんどこ どん 和歌山静子・作
リズミカルに読めるので、2歳のお子さんなら大喜びする事でしょう!
始めのページは、畑の土から上の部分だけの絵。次にページをめくると、土の中が描かれているんです。その繰り返しがまた、よいのです。
畑を知らないお子さんには、もってこい。人参ってこうなるんだーとか、じゃがいもはこんなにたくさんなんだと、目で見てわかりやすいですよ。
2歳になった頃から、おススメです!
2.おやおや、おやさい 文・石津ちひろ 絵・山村浩二
マラソン大会。スタートラインには、そら豆やかぼちゃにとうもろこし、白菜などが闘志を燃やしています。
おやおや、おやさい (福音館の幼児絵本*幼児絵本シリーズ) [ いしづちひろ ]
ゴロの良い言葉で、耳にも残りやすい文字が並んでいます。
例えば、かぼちゃの ぼっちゃん 川にぼちゃん など。
そして。馴染みのあるお野菜がたくさん描かれています。あ、これ知ってる〜と指差して嬉しくなる子供も。
親しみが持てるので、ひと口食べてみようかなーなんて思ってくれれば、ガッツポーズですね!
3歳におススメです!
3.いちごばたけができたよ 島津和子・作
おばあちゃんに、鉢植えのいちごをもらっただいちゃん。
いちごができるまでを、イラストで丁寧に説明しているので、子供でもわかりやすくて嬉しいです。
葉っぱの形を覚えられたり、庭に植えるとツルが伸びて根をはるなど、子供たちにとって未知の世界でワクワクする事でしょう!
ようやく春になり、収穫して作ったケーキやクッキーは、本当に美味しそうです。
我が家では、この絵本を読んで、早速プランターにいちごの苗を植えました。
何か植えるのなら、いちごはおススメですよ。
3歳から6歳向き。
4.みんなでしいたけづくり 菊池日出夫・作
しいたけ作りには、くぬぎの木を「ほだぎ」にする事や、どの位の木の太さが適しているかなど、事細かにわかります。
そこに、しいたけのコマを金槌で埋めるのです。コマは、しいたけの種みたいなものだという事や、湿っている事など、絵で見て楽しく学べるんです。
しいたけが出来るのを、首を長くして待つ様子は共感します。待ち通しいでしょうね。
自分で育てたものだから、収穫する時のイキイキとした、嬉しそうな顔。
調理して美味しくいただく場面。しいたけ作りをやりたくなります。
私は旅先で、コマ埋めをした体験があるのですが、何だかわくわくして面白かったのを覚えています。
きのこが好きなお子さんにも、そして嫌いなお子さんにも、おススメです!
4歳から6歳向き。
5.れんこんのあな 松岡真澄・作
「お弁当箱の歌」があるので、〝穴のあいたれんこんさん〟は、身近に感じるのではないでしょうか。
そんなれんこんの全体図を見て、ビックリするお子さんもいると思います。ほとんどのお子さんは、輪切りしか見た事はないのでは?
なぜれんこんには穴があいているの?葉っぱの茎は長いんだ、水の中でできるなんてビックリだと、色々知ることができます。
私もれんこんのなる姿はテレビでしか見た事ないので、この絵本はれんこんを知る良い機会だと感じました。
花粉症の人にも効果があるといわれている、れんこん。我が家では、春先に良く食卓に出します。
ぜひ、興味を持ってみてはいかがでしょうか。
3歳から6歳向き。
まとめ
身近な食べ物が、どんな形をしていてどの様になるのか、わかりやすく描かれた絵本だったのではないですか?
興味津々なこの時期に、興味を伸ばしてあげてくださいね。一緒に買い物に行くのも、よいでしょう。そして食への興味につながれば嬉しいなと、思います。