asagi diary

浅葱色が好きな筆者が、夢中になる絵本や小説のこと、猫のことを発信する雑記ブログ

0歳から1歳のお子さんむけ。五味太郎さんの、意味深な絵本は子どもが大好き。絵本3選!

 五味太郎さんの絵本は大好きで、とても馴染みがあるんです。わかりやすい内容とか、かわいらしいイラスト、絵の具か油絵で描いた鮮やかな色合い。

 全体があたたかさを醸し出しています。

 

 つい、手にとってしまいますよ。

 その中から、0歳から1歳向けの絵本を、3冊ご紹介します。必見です。

 

1.いったでしょ

 


いったでしょ [ 五味太郎 ]

 とってもわかりやすいストーリーです。最初から最後まで、2匹しか出てこないんです。色も、多数の色は使っていないので、ごちゃごちゃしていなくて見やすい印象です。

 日常の出来事を扱っていて、思わず大人は「それ、わかる」なんて思ってしまうかもしれません。

 

 「つまづきますよ。」とお母さんが言ったそばから、つまづきます。「いったでしょ。」

それの繰り返しです。

 

 ついつい、大人は先回りして子どもに注意をしてしまいますよね。それが、良い事なのかどうなのか…いろいろと考えてしまいます。

 大人が危険をあらかじめ伝えることを繰り返し続けると、自分で気を付けようと子どもが思わなくなってしまうような気がします。

 

 時には、おおらかな気持ちや子どもを信じて、ぐっと言いたいことを我慢して見守るってことも、大切なのかもしれませんね。

 

 それを、現わしているのが最後の方のページだと思います。

 「落ちますよっていってよ。」とお母さんが言わないと、子どもから言ってきます。

 でも、お母さんは落ちますよとは言いません。「とびますよ。」と。そこが、面白いなと感じました。

 

 ぜひ、繰り返し読んであげてくださいね。

 

2.あそぼうよ

 小鳥がきりんに「遊ぼうよ。」と遊びに誘います。


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 ですが、きりんは「遊ばない。」とお返事をします。小鳥は遊びたくて仕方がありません。

 

 きりんの上からや右側から、はたまた左側などあちらこちらから、遊びに誘います。

 

 でも、きりんは逃げます。逃げ続けてついには木の中に頭を隠してしまうんです。

 

 そして、最後には・・・。

 

 この「遊ぼうよ。」「遊ばない。」のやりとり自体が、どうやら2匹の遊びだったようです。ほんわかするこの絵本、お膝の上でよんであげてくださいね。

 

3.だいじょうぶかしら ねずみくん

 


だいじょうぶかしらねずみくん [ 五味太郎 ]

 ぼんやりと歩いているねずみくん。すると、ぶつけられました。

大丈夫じゃない。

 

 次は、ヘビに轢かれました。ワシに踏みつけられました…大丈夫じゃない。

 

 最後にぶつかったのは、一体誰だったのでしょうか?

 

 ちょっとねずみくんを心配してしまいますが、最後はほっとするこの絵本。

おススメです。

 

まとめ

 

 五味太郎さんの絵本は、子どもの日常生活に密接しているものが多いです。

どの絵本も、こんなシチュエーションあるなって思い浮かべる場面がみなさんにもあると思います。

 

 登場人物が少ないので、子どもにとっては非常にわかりやすくなっております。

 

 イラストもどこかにくめない、そんなかわいらしいキャラクターです。

 ぜひ、読んでみてくださいね。