asagi diary

浅葱色が好きな筆者が、夢中になる絵本や小説のこと、猫のことを発信する雑記ブログ

ひなまつりの絵本。3歳4歳5歳におススメ絵本。厳選2冊!

 

 

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ひな祭りは上巳(じょうし)という5節句の一つで、もともとは災いから身を守るための桃の節句です。

 

ひなまつりには、ちらしずしやハマグリのお吸い物、ひなあられに菱餅などちなんだ食べ物がありますよね。

 

ちらし寿司しのエビは、腰が曲がるまで長生きをしますようにという願いがこめられています。

 

菱餅の色にも、意味があります。

三色の赤色は魔除けや健康を願う色、緑は邪気を払ったり健康を意味し、白は子孫繁栄や清浄を表しています。

 

行事にちなんだ食べ物の由来を調べるのも、楽しいですよ。

 

今回は、ひなまつりの絵本を2冊、ご紹介したいと思います。

必見です。

 

1.おひなさまのちらしずし  平野恵理子 作

 

美味しそうなちらし寿司のまわりに、ぼんぼりや梅の花のイラストが可愛らしくて、思わず手に取ってしまう絵本です。

 

弟のボクは、なおねえが今年はちらしずしをお母さんと一緒に作る事になり、心配になりました。

 

ちらしずしの材料が、イラストで大きく描かれていて字も書いてあるので、とってもわかりやすいですよ。

にんじんに、さやえんどう。干ししいたけに昆布、卵、れんこん。

 

お米をといだり、乾物を水に浸けます。どれも初めて。

ボクもやりたくなります。

昆布を水に浸けるお手伝い。ピーラーで野菜の皮むきもできました。

 

れんこんは、お酢を入れて茹でるとか、さやえんどうは塩茹でしてからザルにあげて、うちわであおぐなど、一つずつ丁寧に描かれているので、この絵本一冊で作れますね。

 

ちらし寿司の具を煮たり、すし飯を作ったり。

あみじゃくしやおたまなど、道具の名前もすぐにイラストでわかります。

 

お吸い物の作り方まで、載ってました!

食べるのが楽しみですね。

 

食育にもなるこの絵本、おススメです!

 

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2.もりのひなまつり   こいでやすこ 作

お雛様とお内裏様が、ねずみと手を繋いでいます。

  

春も近いある日、ねずみばあちゃん宛てに、森の のねずみ子供会から、手紙が届きます。

 

ねずみばあちゃんのお雛様に祝ってもらうと元気になるから、森へお雛様をつれてきて森のひなまつりをしましょうとのこと。

 

すると、お雛様の箱の中から

「参りましょう。」と声が。

 

ねずみばあちゃんとお雛様達は、歩いて森へ出かけます。

 

すると、のねずみ子供会が乗り物を持って現れて、お雛様達を森の奥へと連れて行ってくれました。

 

無事に到着すると、五人囃子が笛や太鼓をならします。

ピーヒャラ ポンポン ピーヒャララ

 

三人官女が歌を歌い、のねずみの子供達が元気に育つよう、森の動物達が幸せに過ごせるよう、お雛様は祝いました。

 

夕方になり、帰り道です。

あたりはどんどん暗くなり、ちらちら雪が舞いはじめました。

 

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急いでどうにか家につくと、こねずみはお礼を言って森へと帰りました。

 

お雛様は、言います。「何とワクワクした1日でありましたかなあ。」

しかし汚れた姿をみて、きっとこんなに汚ければ捨てられてしまうと、泣きました。

 

大丈夫ですとも!

ねずみばあちゃんは、糸や針で繕ったり、おしろいや紅で手や顔を綺麗に塗り直しました。

 

翌日眼を覚ますと、綺麗に飾らせています。ねずみばあちゃんはほっとして

キッキッキッ

と笑ってしまいました。

 

最後に届いた郵便は、のねずみ子供会のこねずみからのお礼状でした。

 

まとめ

 ひなまつりは、女の子にとって特別な節句ですよね。

女の子の、健やかな成長を願っております。

2月3月になると、進級や卒園が近づいてきます。

そうすると、子供は意外とナーバスになるものです。

なんだか落ち着きがなくなったり、イライラしたり。夜なかなか眠らなかったり。

 

リンクにある心理カウンセラーの最上朝加さんは、子育て相談も行っております。

匿名で相談できるので、おススメです。