2歳から5歳におススメ絵本。おさるのジョージすいぞくかんへいく。
「おさるのジョージ すいぞくかんへいく」M.&H.A.レイ原作・福本友美子 訳
2歳から5歳に、ちょうど楽しんで読める絵本だと思い、ご紹介します。
表紙は、なんともかわいらしいペンギン3匹とジョージが笑っているイラストです。
とっても知りたがり屋のジョージ。
仲良しの黄色い帽子のおじさんと、水族館へ行くことになりました。
黄色い帽子のおじさんは、チケットを買ってくるからこのベンチで座って待っててね。とジョージに言い聞かせます。
でも、待っているうちにジョージは水族館の中をのぞいてみたくなりました。壁伝いの木を登って、中へと入ってしまいます。
おさるなので、お茶の子さいさいなんですよね。
中へ入ると、そこには白イルカの母と子供の2頭がいます。そして、アシカにも出会いました。
薄暗い部屋に入ると、そこにはお魚やクラゲたち、ピラニアにタツノオトシゴ、真っ赤なタコがいます。
水の中の生き物の名前を覚えられたり、水族館に興味がもてるので、よいですね。
「触らないでね」と書いてある水槽には、ヒトデやハマグリ、うになどが入ってます。
ジョージがその水槽に手をだします。すると
ぱちんっ!痛いっ!
カニのハサミにはさまれてしまった、ジョージ。
ペンギンさんを「太った変な魚」というジョージ。
ペンギンのスペースの囲いの中に、ジョージは入ってしまいます。
ぴょんぴょん と、一緒にペンギンたちと跳んだりあるいたり。そして、おなかですべったりして遊びます。
「ペンギンの中に、おさるがいるぞー。」
ジョージは何を思ったのか、なんとペンギンの部屋のドアを開けてしまいます。
ペンギンたちは、部屋の外へとどんどんと出て行ってしまいます。
ペンギンたちが逃げ出して、バタバタします。
そんなときに、ペンギンの赤ちゃんが水の中に落ちてしまいます。
まだ、上手く泳げません。助けて―。
ペンギンが逃げた事で大騒ぎとなり、だれもペンギンの赤ちゃんがおぼれている事にはきづきません。
きづいたのは、ただの一匹ジョージだけ。
ジョージは、無事ペンギンの赤ちゃんを助けることが出来ました。
ほっと一安心です。
騒ぎで、黄色い帽子のおじさんが駆けつけてきました。やっとジョージと出会えます。
館長さんは、ジョージがペンギンの赤ちゃんを助けたことをしって、お礼を言ってくれました。
友達になったペンギンたちに手を振って、ジョージと黄色い帽子のおじさんは帰ります。
また、会いにくるねと約束をして。
まとめ
いたづら好きのジョージ。塀を勝手に超えてしまったり、ペンギンの囲いの中に入ってしまったり、ペンギンのドアを開けてしまったり。
でも、悪気はないようですね。
ペンギンの赤ちゃんを助けて、よかったです。
愛されているジョージ。シリーズで色々とでているので、ジョージが好きになったらイ色々と手に取りたいですね。
おススメです。