おばけといえば夏?ハロウィン?絵本厳選3冊!
おばけや魔女、がいこつは小さな子どもたちにはどこか謎めいていて、「気になるけど怖いかも」と思っているのではないでしょうか。
そんなおばけなどが出てくる、子どもたちが大好きな絵本を3冊ご紹介したいと思います。きっと何度も「読んでー。」「もう一回」と、せがまれますよ。
1.がたごと がたごと 文・内田麟太郎 絵・西村繁男
文字のない絵で構成されています。絵が細やかなところまで描かれているので、じっくり楽しむこともできますよ。
電車がホームに止まっている絵では、お土産のお菓子を選ぶ人やお喋りを楽しむ人。また、抱っこしながらお兄ちゃんの手をひくお母さん。
電車がだんだんと都会から田舎に向かっていきます。着いた駅は、なんとおくやま駅。人は1人もいません。乗客はみーんな動物なんです。面白いですね。
そしてまた出発すると、真っ赤な滝を通ります。着いた駅は、お化けだらけ。お化けが皆違うお化けなのも、興味が惹かれます。カッパがいたり、一つ目がいたり。
見ているだけでも、ワクワクしてきます。過去に行ったり、昔に行ったりと素敵ですよ。
おばけの話に花が咲く事、間違いなし!
2.しゃっくりげいこつ 作・マージェリー・カイラー 絵・S・D・シンドラー 訳・黒宮純子
ヒック ヒックと、がいこつがしゃっくりをしながらお目覚めです。何をしていても、しゃっくりはとまりません。
絵がユーモアにあふれていて、日本とはまた違った視点や絵だなと感じました。
おばけとキャッチボールしたり砂糖を食べてみたり、逆立ちしても、しゃっくりはちっとも止まりませ!しかし、ある事をすると、やーっと止まったんです。
さて、何をしたらしゃっくりが止まったのか、絵本を読んでのお楽しみに。笑いが起きる場面ですよ。
3.まじょまつりにいこう せなけいこ
ちぎった紙を貼り絵しているため、とても温かい感じが伝わってきます。
うさぎが隣のねこを、遊びに誘います。しかし、山の魔女のお祭りに行くからと、断られてしまいます。
うさぎも一緒に行きたくなりますが、ねこは招待されてるからよいけれども、うさぎはダメだと言われます。
泣いてしまったうさぎを見て、変装させる事にしたねこたち。魔女のほうきに乗って、山へ行き、踊りを踊ります。
フューッと風が吹いてきて、うさぎだとばれてしまいました。さぁ大変!月夜のうさぎに助けを求めます。さて、この後一体どうなるのでしょうか?
メルヘンあふれる、優しいお話です。月夜のうさぎに興味のある子には、特に嬉しいお話。ぜひ、読んでほしいです。
まとめ
子どもたちの、興味をそそる事間違いなしの、3冊をご紹介しました。絵を眺めるだけでも、楽しいですね。
ここから、親子や友達同士の会話が広がっていけばよいなと、思います。