asagi diary

浅葱色が好きな筆者が、夢中になる絵本や小説のこと、猫のことを発信する雑記ブログ

泣ける絵本、厳選2冊!大切な事を教えてくれること、間違いなし!

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久しぶりに、泣ける絵本がありましたので、ご紹介します。

子供が同じ本を何度も読んでは、ポロポロ ポロポロ泣くんです。

感じる事が、多々あったのでしょう。

これから生きていく上で、大切なことを訴えかけている作品です。

大人になっても読めますよ。ぜひ、おススメします。

 

1.もうじきたべられるぼく 作:はせがわゆうじ

表紙が、丸まるとしたかわいらしい牛が歩いています。

この牛が、主人公。

題名からもお分かりの通り、もうじき食べられてしまうのが、牛にもわかっているのです。

 

牛が電車に乗り、小さい頃の回想から話が始まります。

なんだかしみじみとしてきます。そこには、あたたかいお母さん牛の小さい頃からやさしさに包まれた牛がいます。

イラストが、とっても柔らかいタッチで、温かい雰囲気を醸し出しています。

夕焼けでしょうか。ピンク色の空に雲がたくさん浮いていて、草原の所で優しいお母さん牛の鼻が、牛のおでこにぴたりとくっついていて、2頭とも目をつむっているイラスト、とっても素敵です。

この牛が愛情に包まれて育ったことがよくわかります。

 

最後にお母さんに会うために、電車に乗っているのです。

会いたくて、会いたくて電車に乗りました。

・・・ですが、お母さんの幸せそうな姿をみると、この牛は会うべきじゃない・・・そう思ってしまうのです。うぅ・・・。泣けます。

 

お母さんを遠めに見て、会わずに帰りの電車に乗った牛。

すると・・・電車に沿ってお母さん牛が何と、走って追いかけてくるのではありませんか!!!

 

お母さん、お母さんは牛が来た事がわかったのですね。

最後に会えて、愛情を確認出来てよかったです。

 

牡牛は、食べられてしまう。・・・「いただきます」と感謝の気持ちをこめながら、食べようと再び思うのでありました。

 

2。ずーっとずーっとだいすきだよ   絵・文 ハンス・ウィルヘルム・訳 久山太市

 

犬を大切に飼っている男の子の話。

犬のエルフィーは、またとってもかわいらしいのです。

 

表紙のイラストは、秋でしょうか。男の子と老犬になった犬エルフィーでしょうか、肩を組んでいる背中側のイラストです。

何となく哀愁が漂っています。

 

子犬のエルフィーと主人公の僕は、一緒に大きくなりました。

しかし、犬の成長は人間よりも早いもの。

仲良しでお昼寝するときは、エルフィーのおなかを枕にして眠っていました。

きっと、ふかふかだったでしょうね。

 

リスを追いかけるのが好きな、エルフィー。

やがて、エルフィーは年をとっていきました。

老犬になり、散歩をするよりも寝ている方が多くなりました。太っていきました。

 

この絵本では、「好きなら好きと言ってやればよかったのに、エルフィーのことを好きと誰も言ってやらなかった。」このセリフがいくつか出てくるのです。

 

せつなくなりますね。

愛情は、口に出して言わないと伝わらないですよね。

よく、背中を見て育つんだ。言わなくてもわかるだろうという人がいますが、それは間違いだと思うのです。

言われると、愛情を確認することが出来ますし、その言葉を糧に生きる力が沸いてくるのです。

言葉は言うべきなんです。特に親子や身内での愛情表現は。

 

皆さんは、「好きだよ」と言っていますか。

亡くなってから後悔しても、遅いですよ。そんな事を伝えてくれる絵本なのではと思いました。

 

男の子は毎日のように、「エルフィー、ずーっとだいすきだよ。」と口に出して寝る前に言い続けました

エルフィーは幸せでしたね。

 

最後にエルフィーがなくなって、エルフィーのベッドにしていたバスケットを隣の子にあげる所が素敵だなと思いました。

秋にいかが?厳選絵本

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9月の下旬になりましたが、まだまだ蒸し暑い日がつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

朝晩の寒暖差があったり、低気圧がきたりと体調を崩しやすい季節の変わり目ですので、身体に気を付けてくださいね。

 

さて、秋といえばどんぐり。こんな絵本はどうでしょう。

1.どんぐりにんじゃ  浅沼とおる 著

ちょっとかわいらしい忍者です。

イラストを見ると、下半身に向かってかなり細身になっています。今までの忍者のイメージとは違いますね。さすが、どんぐり忍者です。

手裏剣をもたずに、代わりにどんぐりを忍ばせています。

さてさて、どんぐりを使った忍者の術式とはいったい?

気になりませんか?親しみを持てるこの絵本。

おススメですよ。

 

2.うごきません   大塚けんた、柴田ケイコ

この鳥をご存じでしょうか。今、何かと話題のうごかない鳥「ハシビロコウ」です。

少し動いただけで、今やSNSでも賑わいを見せています。私も動画を見て、初めて動く姿を見ました。動物園では、ピクリとも動きませんでしたから。

 

さてさて、水色の身体に黄色い大きなくちばしのハシビロコウの表紙の絵は、なんだか癒されませんか。

この絵本では、なんと蛇が近くにきても動じない、まったく動かない主人公・・・いやいや主鳥公のハシビロコウのお話ですよ。

皆さんも、様々な動物が出てくるので読んでいて楽しめます。

今までこの鳥が出てくる絵本は、ありませんでした。ですから新しい試みですよ。

ぜひ、お手に取り事をおススメします。

 

まとめ

どんぐりに、ハシビロコウ

昔からある絵本とはひと味違ったこの2冊。

おススメですよ。ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

この絵本は、かわいいですよ。0歳から3歳むけ。

手のひらサイズで、こんなかわいい絵本を見つけました。

おススメです。

「れいぞうこ」 新井洋行 著

 

最近は、蒸し暑くてなんだか冷蔵庫を開ける回数が増えてきた我が家であります。

アイスがあるかなー?ジュースは冷えているかなー?何度も開けてしまいます。

 

さてさて、白い表紙にお顔が!

そうなのです。表紙自体が冷蔵庫になっているんです。

とってもかわいいですよね。一目で気に入ってしまいました。

厚みがしっかりとしているのも、お気に入りの一つです。

トントン・・・と思わずノックをして開けてみたくなってしまいますね。

あ、家の冷蔵庫はノックはしないですね。

子供達と私は、この絵本を読むときはノックをして開けています。

 

開けてみると、冷凍庫つきの冷蔵庫です。

右上が冷凍庫になってます。懐かしい。

 

大好きなアイスキャンディーは、色とりどりでとってもおいしそうです。

卵にイチゴ、ジュースにプリン、我が家の冷蔵庫にも入っているかなぁ。

 

子供によって、目の付け所が違うのも、楽しみの一つです。

プリンに目をキラキラっとさせる子。

ジャムを見て、これなあに?と聞いてくる子。

牛乳も入ってます。

 

「牛乳さーん」「はーい」と言いながら、コップに牛乳が注がれます。

「りんごジャムさーん」・・・呼び方も可愛いですよね。

どんどんとページをめくると・・・いちごが「ころんころん ころんころん」

お皿に入ります。

 

1ぺーじずつ、どれが好き?なんて聞いたり「ジャムはパンに塗るのが好き?リンゴジャム?いちごジャム?」なんてお話をしながら読み進めると、生活が見えてきて楽しいですね。

ご家庭では、好き嫌いの好みを確認したり「これ、食べたいな」とやりとりをするのも嬉しいひとときですね。

最後はいただきます!

冷蔵庫は食べ物を冷やしたり飲み物を冷やしておくので、やはり興味は深々ですよね。

 

他にも、このシリーズがいくつか出ています。

どのシリーズも、おススメですよ。

0歳から3歳くらいまで、楽しめます。

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七夕さま。年長さんにおススメ絵本 厳選2冊!

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こんにちは。

 

七夕様が近づいてまいりました。

お子さんは、七夕の由来は興味がありますか?

4歳5歳6歳くらいのお子さんに、興味をもってもらいたいとおススメする絵本をご紹介します。

 

1.たなばたものがたり  作 舟崎克彦 ・絵 二俣 英五郎

 

表紙から、織姫様と彦星様が大きく描かれていて、天の川をはさんで手を伸ばしております。

 

とても丁寧に、七夕の由来がかいてあるので、ぜひ七夕の行事の前に読んでいただければと思います。

解説つきの絵本なので、大人もじっくりと読むことができますよ。

おススメです。

 

2.たなばたこびとのおはなし  作・まついのりこ

 

まついのりこさんのイラストは、心があたたまりますね。

あかちゃん絵本から我が家では手にしていたので、ついつい見入ってしまうのです。

本屋さんで見つけたら、ついつい手に取ってしまうのです。

 

こびとが七夕の行事をわかりやすく、伝えてくれます。

短冊に願い事を書いてもっておいでと、優しくみんなにつたえてくれるのです。

「ぼくのもかざって」「いいよ」

さて、こびとは天の川へたどり着けるのでしょうか。

 ドキドキハラハラしますが、最後はいかに?

おススメです。

 

 

読んでいるうちに、由来がわかります。

 

どちらも、年長さんにおススメ絵本です。

ぜひ、読んでみてくださいね。

 

私が思う、より素敵な絵本の読み聞かせの方法。

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皆さん、こんにちは。

いつもたくさんの方に記事を読んでいただき、感謝しております。

ありがとうございます。

 

さてさて、私は絵本や小説が、この上なく大好きです。

今まで、25年間くらい絵本の読み聞かせをしてきました。

人によっては、絵本の読み聞かせは「こうあるべき!」という考え方を押しつける方もいます。

「こうあるべき!」という考えをお持ちの方は、素晴らしいと思います。

ですが、私は押しつけるのはあまり好きではありません。

 

もしも、私が思う絵本の読み聞かせの方法が少しでも「素敵だな。」「取り入れてみたいな。」と思った方は、ぜひ取り入れていただければ嬉しいです。

 

私が思う、より素敵な読み聞かせとは・・・。

 

1.間をもたせる。

絵本をどんどんと読み進めるよりは、話を耳で聞いて目で絵を楽しむ時間が必要です。

そうすることで、イメージを膨らませていくことでしょう。

イメージを膨らませている途中に、どんどんとめくっていってしまう事は、イメージを遮断してしまうことになります。

 

テレビやユーチューブ、映画と違って、自分のペースで読めるのは絵本の醍醐味です!

近年、自分のペースで見れずに思考よりもどんどんと映像が進む媒体は、考えようとする力をつんでしまう時もあるかもしれません。

よかったら、少しだけ間をもたせたり、ゆっくりとページをめくってみてくださいね。

 

2.読み手の私は、絵本の文字しか話しません。

絵本の文字以外の言葉を、私は発しないようにしています。

なぜなら、私が「これは〇〇なんだね。」「こう思ったよ。」などというと、子供達はその考え方が正しいと思ってしまい、やっぱり考えるのをやめてしまうと思うのです。

ですから、自由な発想を妨げないように、私は余計な言葉は発しません。

もちろん、全て読みおえたあとに見返したときに感想を言い合う事はしますよ。

 

3.気に入った絵本があったら、読み終えた後に著者やイラストレーターを調べます。

素敵な絵本の著者は、他にも素敵な絵本を出しています!

気に入ったという事は、自分と感性が近いと思うので、他の著書も気に入る確率が高いのです。

私の場合は、読み漁ります。

あぁぁ。どんどん絵本を買ってしまいます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

もし、共感してくださる方はぜひ一度試してみてくださいね。

今の時代は、ネットで調べたら簡単に出てくる時代です。

ネットでの調べ物も、低年齢化しているようです。

与えられたものに疑問をもたないで生きる人よりは、一つひとつに疑問を持ったり考えたりする事ができる人の方が、素敵だと私は思います。

 

ぜひ、思考を大切にした絵本の読み聞かせをおススメします。

 

 

2021年6月「時の記念日」におススメ絵本!厳選、2冊。

こんにちは。

今年も「時の記念日」が近づいてまいりました。

2021年の時の記念日は、6月10日です。

毎年必ず、6月10日なのですよ。

なぜかというと、時の記念日とは、日本で初めて時計の鐘がつかれた日だってことはご存じでしょうか。

私は、時が刻まれた最初の日だと思っていました。

 

時計に関係のある絵本は、今はたくさん出版されています。

その様な中でも、絵がかわいい絵本を選びました。

お子さんの中には、絵が魅力的だと中身がはいってくる方もいます。

どんなことから興味がわくのかは、お子様次第。

時計屋さんで、色々な時計の形を見て興味を持つお子さんもいます。

私は、幼稚園の頃に鳩時計を買ってもらって興味を持ちました。

人それぞれですよね。

 

では、早速ご紹介しましょう。

1.とけいのおうさま  こすぎさなえ 作・たちもとみちこ 絵

時計の針が、ちょうどお鬚になっているかわいらしい時計の王様が表紙になっている絵本。

時計の国が、舞台です。

時間を守らないと、何とこの国では牢屋にいれられてしまうのです。

ところが、ある日王様は時計の針を自分で隠してしまったのです。

さあ、大変。

今まで時間でしばられて生活をしていた国民たちは、大慌て。

一体どうなるのでしょうか。

絵本をみての、お楽しみ!

 

2.メイシーちゃんいまなんじ?  ルーシー・カズンズ 作・なぎともこ訳

皆さん、ご存じでしょうか。

ねずみのメイシーちゃん。

とーっても、かわいいですよね。

外国の絵本です。

 

私はこの絵本を、自分のこどものために買いました。

とっても気に入ってくれて、今でもこの絵本は手放しません。

大切な絵本のうちの、1冊なのですよ。

ちょうど絵本の大きさも、お子さんの手に持ちやすいサイズなところが、またよいですね。

 

時計の針を、実際にぐるぐるぐる~っと動かすことが出来ます。

そこは、何といっても魅力的ですね。

子供は夢中になると、なにをするかわかりません。

もしかすると、時計の針がぽろっと壊れそうなくらい、ぐるぐるぐるぐると回してしまいそうです。

 

そこまで遊んでくれたら、言う事なしですね。

メイシーちゃんシリーズは、私はどの絵本も大好きです。

メイシーちゃんは女の子なのかしら?

そこのところが実はいまだに疑問ですが、とっても愛されるキャラクターですよ。

ぜひ、おススメです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

時の記念日を、今年は絵本と共にじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

どちらも、おススメ絵本ですよ。

 

 

春の運動会にむけて読みたい絵本。厳選

こんにちは。

新学期をむかえて、行事予定が出た学校もある頃でしょう。

さて、5月に運動会を行う所があるかもしれません。

通常とは違った形になるでしょう。

そんな、運動会にむけた絵本を厳選しました。

 

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かわいらしい「ぞう」の表紙が目を惹きます。

隣にいるサルの目が気になるのは、私だけでしょうか。

 

動物村の運動会では玉入れや障害物競争が行われます。

たくさんある競技を知るのにも、よいチャンスです。

興味がわく事間違いなしですよ。

 

2.さかさことばでうんどうかい   作・西村敏雄

これは、4歳5歳6歳におススメです。

大人気の絵本でした。繰り返し催促をされます。

運動会をしながら、回文がたくさん出てくるのでとっても楽しいですよ。

「回文」が流行りだす時期です。

あっという間に覚えてしまうでしょう。

楽しい運動会を舞台に、楽しい面白い回文。

私の中で、ベストセラーです。

 

まとめ

運動会は、がっこうにより競技も様々。

競技を知るにはよい機会ですね。

運動会が楽しいという事が伝わるかと思います。

おススメですよ。

 

 

ひな祭りに読みたい絵本、厳選2冊!

こんにちはf:id:asagikun:20210209071422j:plain。節分もおわって、次はひな祭りの行事ですね。春はあわただしいです。

今日は、かわいい絵本をご紹介します。

年長さん向けでしょうか。

読んであげるなら、年少からでちょうどよいかと思います。

 

1.おひなまつりのちらしずし 平野恵理子 作

やはり、ひな祭りと言ったらちらし寿司。

表紙はおいしそうなちらし寿司のイラストの周りに、ぼんぼりや桃の花、桜のはなびらが散りばめられていて、早く読みたくなってしまいます。

 

ノブはお姉さんがちらし寿司を作るのに、ちょっぴり心配です。

お料理を作るというのは、弟からみると大きくならないと作れない物というイメージかもしれませんね。

ちゃんと作ることができるのでしょうかと、心配しています。

 

材料の切り方や下ごしらえの仕方などが、とてもわかりやすくイラストにのっています。

とっても丁寧。

お子さんの興味がわくこと、間違いなし!

ワクワクしながら読み進められますよ。

 

イラストで印象がつくので、食育にもぴったりです。

 

2.こどものとも  もりのひなまつり  こいでやすこ 作

こいでやすこさんが、とても好きです。

あたたかい絵本なんですよ。

この絵本は少しタッチが違いますが、あたたかさは変わりません。

安心して読み進められます。

 

一年間しまわれていた雛人形。暗い箱の中から丁寧に出されて・・・。

ねずみばあさんは、おひなさま達を森に頑張ってつれていきます。

 

かわいらしい動物が、楽しさを膨らませてくれます。

ねずみ達が、お雛様が踊っている姿をみんなで見ている姿が本当に素敵です。

楽しい楽しい森のひなまつりを終えたあと。

あら大変です。

雪が・・・お雛様は雪でお顔もお着物も汚れてしまって

ここからが、とてもすてきなんですよ。

おススメです。

 

まとめ

お家に、雛人形は飾りましたか?

毎年の行事、慌ただしさの中でなかなか準備がはかどらない時もあります。

お子さんと一緒に、ひな祭りの歌を歌うのもよいですね。

最近では、ひな祭りのケーキが売っていたりと手軽に行事を楽しめるようです。

ぜひ、絵本も添えて。

 

節分といったら、この絵本。厳選4冊。

寒い日が続いています。朝晩の寒暖差が激しいと、体にこたえる今日このごろ。

さて、もうすぐ節分。

今年2021年の節分は、何と2月2日だそうです。124年ぶりというのだから、かなり珍しいようですよ。

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そんな節分の日に向けて、ぜひ絵本を楽しんでくださいね


1.おにはそと 作・絵 せなけいこ

どうしても、せなけいこさんの絵本が好きなのです。

ちび鬼と遊んでいると、何と鬼の親分がちび鬼を迎えにきます。なんと、その格好が笑えます。

「おにはそと」と豆まきをしているのに立ち向かうため、鬼の親分はよろいを着てくるのです。

果たして効果はあるのでしょうか。

 

鬼が豆まきをされて逃げているのに、ちび鬼は豆をおいちいなと食べてる所が、大好きです。

 

かわいらしい鬼なので、怖い鬼の絵本が苦手なお子さんや1歳2歳のお子さんにおススメですよ。

2.おにはうち!   中川ひろたか 文・村上康成 絵

こちらも、私のすきな絵と文の方々。

表紙の野球帽をかぶった赤鬼の子供が、印象的です。黄色い目でこっちをじっと見つめているので、ドキッとします。

にお君です。名前もかわいらしいですよね。

 

良い鬼も、悪い鬼もいます。見た目で判断してはいけません。

そんなメッセージがも含んでいます。

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3.ずらーりマメ ーならべてみると・・・ 深石隆司 写真・高岡昌江 文

表紙は、色んなお豆がいっぱいです。そして遠くから見ると、何と顔になっているユーモラスな絵本。

「ずらーり」シリーズです。

どこを見ても、豆、豆、豆。

節分の豆いがいにもたくさんお豆があるので、この機会に興味を持ってもらえればと思いました。

 

食育にもなりそうです。

色も、とっても綺麗ですよ。

なんと、18種類の豆がでてきます。花が咲いて・・・と豆の成長が見れますよ。

保育園で大豆を育てたりしましたが、農家が近くにあったり家で豆を作っったりしていないと知らない事もあるのかなと、おもいました。

 

 

4.だいくとおにろく   松井 直 著・赤羽 末吉 絵

やっぱり、この絵本は外せません。就学前のお子さんに特に読んでほしい絵本です。3歳から読んであげても、よろしいかと思います。

絵がリアルです。

鬼と腕自慢の大工のかけあいが、面白いこの一冊。

鬼に目玉をくれと言われたら、ドキドキしてしまいますよね。

でも、ここではそうはいきません。

さあ、知恵比べが始まります。

ぶっきらぼうな物言いの大工が、面白いですよ。

 

まとめ

厳選3冊にしようと思いましたが、どうしてもはずせないものばかりで、、、4冊になってしまいました。

どれも、愛される絵本です。ぜひ。

 

 

1月に読みたい。おもちの絵本。厳選2冊!

昨年は、たくさんの方にブログを読んでいただきました。

ありがとうございました。

 

どうぞ、今年もよろしくお願い致します。

では、早速大好きな「おもち」の絵本をご紹介します。

食べたくなりますよ。

みなさんは、どの食べ方が好きでしょうか。

1.おもち 石津ちひろ 文・村上康成 絵

おもちの美味しい季節ですね。

赤い表紙に白いおもちが、やわらかそうな表紙。

ぺったんぺったん。

ぺったんぺたぺったん。

 

リズミカルでとっても楽しめる絵本です。

1歳から、楽しめます。

 

2.ばばばあちゃんのおもちつき さとうわきこ 作・佐々木志乃 協力

馬場ばあちゃんが、綿棒をもって「さあ作るぞ」と言ってるような、気合の入った表紙が素敵です。

私は、この絵本。保育園のおもちつき前や調理実習まえに、読んでいました。

色々なお持ちの食べ方が、あるんですね。

私はきな粉と、こしあんが大好きです。

 

早く食べたい仲間たち。

でも、お餅を作りにはたくさんの材料が。

そこから、とっても丁寧に教えてくれるこの絵本。

食べ物を食べられる感謝の気持ち、食べるわくわく感。

どれも、子供達に教えるのは大切なことです。

 

言葉では上手く伝わりませんが、この絵本はしみこんできます。

絵を楽しんで、読んであげるなら3歳から。

4歳からおススメ絵本です。

この絵本、大好きで私も持っていますよ。

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まとめ

おもちの食べ方は、出身地によっても違って面白いですよね。

よく噛んで召し上がってくださいね。

今年一年、皆様のご健康をお祈りいたします。

年末年始に、ほっこり。絵本「おとのさま、〇〇シリーズ」が熱い!

今年の年末年始は、色々と思う所が多々あります。通常とは違いますよね。

そんな時、ほっこりする絵本はいかがでしょうか。

 

これは、いくつか絵本が出ています。

1.「おとのさまのじてんしゃ」 中川ひろたか 著: 田中六大 絵

 

ちょんまげが、なぜだか海苔巻きになってて おいしそう。

おとのさまが自転車を漕いで笑顔なイラストが、ほんわかします。

 

もちろん、おとのさまは自転車を見るのは初めて、乗るのも初めてです。

初めての練習!

ちょうど、自転車の練習をはじめるお子さんにはぴったりの絵本ですね。

 

2.「おとのさま、にんじゃになる」 中川ひろたか 著: 田中六大 絵

 

忍者は子供達には大人気ですよね。まさに、イラストを見ると思わず手にとってしまいます。

忍者の修行に、なぜおとのさまが・・・?

その、理由もほっこりとしてしまいます。

 

さて、おとのさまは忍者になることができるのでしょうか。

おたのしみに。

 

3.「おとのさま、スキーにいく」中川ひろたか 著: 田中六大 絵

スキーウェアを着たおとのさま。

なごみますね。

スキーに行くバスを見て、興味を持ったおとのさま。

何でも興味津々で、素晴らしいですね。

 

おとのさまと一緒に、スキーに行くわくわく気分を味わえますよ。

おススメです。

 

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たくさんシリーズがでてますが、どれも読みたくなります。

ぜひ、おススメです。

 

 

 

 

「望み」 雫井脩介さんを読んで

読み手の方が、ずっとドキドキしていて、やはり一気読みしてしまいました。

このタイトルは、さすがです。まさに、人それぞれで「望み」が違うのです。

 

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この小説の母親・貴代美の気持ちが、ヒシヒシと伝わってきて他の小説よりも現実味を帯びているように感じます。こんな母親を描いた作品は、他にはありません。深いです。

作者は男性なので、その母親の心理描写の素晴らしさには驚愕しました。

 

自分の子供が、加害者なのか被害者なのかわからないもどかしさ。その様な場面で、本来の母親ならば本当はこの母親がリアルなのかもしれない、、、そんな風にも思えるのです。

 

この小説が先日映画化されたようです。

キャストはどの様に演じるのか、非常に楽しみです。

 

雫井さんの作品は、小説のジャンルは色々ありますが、どれも当たりで安心して読むことができるのです。

最近、時間が大切だと常々感じています。このミステリー小説は、2時間かからずに読めて「あぁー、今回も読んでよかった、価値ある時間だった。」と思えました。

ぜひ、読んでくださいね。

オススメですよ。

ハロウィーンってなぁに?お化けが怖いお子さんにもおススメ絵本。厳選3冊!

ハロウ

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ィーンってなぁに?  作 クリステル・デモワノー 
・  訳 中島さおり

 

大きなオレンジのかぼちゃランタンの所に、おばあちゃんのお膝の上に、魔女のビビが抱っこされているイラストが表紙。

ほんわかあたたかい素敵な絵ですよ。

おばあちゃんにハロウィーンについて、教えてもらいます。

日本人には、最近この行事をやるようになりましたが、ひと昔前まではなじみがありませんでしたよね。

そんな私たちに、詳しくハロウィーンとはなにかを教えてくれる絵本。

説明するのに、もってこいですよ。

 

2.おさるのジョージ ハロウィーン・パーティーにいく M.レイ、H.A.レイ 作・   福本 友美子 訳

 

おさるのジョージシリーズ。

ジョージが箱から仮装グッズを出して喜んでいるイラストが表紙。

黄色い背景なので、目立ちます。

黄色い帽子のおじさんと、今日はグレイさん家に招かれました。

 

みんな、仮装をしています。

さて、ジョージはこの箱のなかから一体なんの衣装を手にするのでしょうか。

 

おさるですが、カウボーイ。かわいいですね。

今回も、やっぱりドキドキワクワク!

必見です。

 

3.おばけパーティー ジャック ジュケノワ 作 ・おおさわあきら 訳

たくさんのおばけが、何かにおびえているかのような、肩を寄せ合うかわいらしい表紙の絵本。

お化けと言ったら、この布をかぶったおばけを想像する方も多いのではないでしょうか。

シリーズ化されています。

 

お化けのアンリが、晩さん会に招待した日の出来事です。

おばけがカクテルをごくごくごく・・・。

あらら、からだがカクテルの色に染まります。

お化けの体は透けているのですね。

何ともユーモラス。

では、サラダを食べるとどうなるの?

 

子供達は興味を持つ事、間違いなし。

お化けがこわいお子さんにも、おススメ。

これは、怖くなくてかわいらしい絵本ですよ。

 

まとめ

ぜひ、ハロウィーンは絵本を片手に楽しんでみてくださいね。

 

 

 

秋に、どんぐりや長ネギの絵本はいかが。3歳からおススメ絵本。

1.どんぐりむらのぼうしやさん なかやみわ 作・絵

どんぐりむらシリーズ。

 

やわらかいタッチのイラストで、見ているだけでも癒されます。

どんぐりの絵が、とってもかわいいですよ。

 

どんぐり村では帽子がなかなか売れません。それで、町へ出かけて売ることにしました。

どうやったら帽子が売れるのかしら?

ドキドキわくわくして、商売についても少し学べます。

3歳からのおススメ。

 

2.ながねぎきょうだい 文・中川ひろたか 絵・鈴木真実

7人兄弟の長ネギさんたちが、コーラスをしているイラストが目を惹く表紙。

お名前がドー君、れー君・・・そして末のしーちゃん。

起きたらすぐに歌を歌いだす兄弟たち。

もちろん、寝ているのは土の中。

 

村の文化祭で歌うのが目標の長ネギさんたち。

さて、どうなるのでしょうか。

リズム感あふれるこの作品、おススメですよ。

 

まとめ

秋にぴったりのどんぐりや長ネギの絵本。

ぜひ、ごらんくださいね。

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0歳から3歳むけ!秋の実りに感謝!野菜や果物のおすすめ絵本。

秋と言えば、キノコにブドウ、栗にイチジクに柿…美味しいものがたくさんありますね。

絵本にもたくさん野菜や果物が載っています。

子ども達にも季節感を味わってほしいですね。

旬のものを食べるのは、とても栄養があります。

体つくりにも最適ですね。

 

そんな秋の実りに感謝をしながら、子供達と一緒に絵本を読むのはいかがでしょうか。

 

1.やさいのおなか  きうちかつ 作・絵

黄色い表紙に、かぼちゃのシルエットが黒く描かれてて印象に残る絵本。

「野菜をちょっきんと、包丁で切るとどうなるのかな?」と言いながら一緒に楽しく見るのを、おススメします。

 

そうすると、おかあさんやおとうさんの台所仕事に興味を持ってきます。

「かぼちゃ、ちょっきんしてみて。」と言われるかもしれません。

 

一緒にスーパーなどにお買い物に行って、そのあとに野菜や果物を切るところや断面を見せてあげると、絵本と野菜や果物がつながりますよ。

 

だんだんと、絵本を繰り返すうちに子供達も何の断面図なのか、覚えてきます。

とっても楽しいこの1冊。

おススメですよ。

 

2.くだものさん  

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tupera tupera 作

顔の描かれた真っ赤なりんごと、りんごの緑の葉っぱがインパクトを与えます。

仕掛け絵本なので、楽しいですよ。

 

くだものさん くだものさん だあれ

 

仕掛けをめくると、、、

ぽろりん りんごさん

 

全貌が現れる仕掛けです。

 

果樹園にある桃や柿などたくさん出てくるので、果物の名前を覚えるにはもってこい!

もしくは、当てっこするのがブームのお子さんにはたまりません!

 

おススメですよ。

 

3.おやおや、おやさい  石津ちひろ 文・山村 浩二 絵

セロリにトマト、かぼちゃににんにく。えのきにアスパラガス達が表紙です。

鉢巻を巻いているものもいますよ。

 

野菜の顔が、どれもにくめなくてとってもかわいい絵本。

野菜たちのマラソン大会が、いよいよスタートです!

 

りっぱなセロリは つっぱしる

ラディッシュ だんだん ダッシュする

 

頭に残る、これらのフレーズ。

この絵本も、リズミカルに読むと良さそうです。

 

 

4.こどものとも 年少版  どんどこ どん 和歌山静子 著

ラディッシュでしょうか。表紙のイラストと文字が、とっても素敵です。

年少版と書かれていますが、2歳児クラスで皆大好きな絵本です。

 

どんどこ どん

リズミカルに読むことを、おススメします。

リズミカルなので、0歳からでも十分に楽しめます。

 

野菜のインプットにもなるでしょう。

 

おススメです。

 

5.さつまのおいも ピーマン村の絵本たち  村上康成 絵・中川ひろたか 文

 

秋と言ったら、やっぱりさつまいも。

芋ほり遠足をよくしたものです。

 

私が小学校1年生の時に、サツマイモほり遠足にいったら、なんとモグラが出てきました。

あの時が、モグラを見た最初で最後です・・・。

皆さんは、思い出はありますか?

 

さて、この絵本は村上康成・中川ひろたかコンビです。私が大好きな人たちです。

 

えっ?おいもが歯磨きをするの?

芋ほりの時は、子供とつなひきなのー?

 

そんな、夢いっぱいのこの作品。

誰からも愛される理由が、なんとなくわかります。

 

とにかく、村上さんのイラストがとっても素敵ですよ。

おススメです。

 

まとめ

 

野菜や果物の美味しい季節。

食べると元気がわいてきます。

スーパーに行っても、なんだかウキウキしてきます。

みなさんは、いかがですか。

体調管理に気を付けて、健康でおいしいものを食べたいですね。