asagi diary

浅葱色が好きな筆者が、夢中になる絵本や小説のこと、猫のことを発信する雑記ブログ

ひなまつりの絵本。3歳4歳5歳におススメ絵本。厳選2冊!

 

 

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ひな祭りは上巳(じょうし)という5節句の一つで、もともとは災いから身を守るための桃の節句です。

 

ひなまつりには、ちらしずしやハマグリのお吸い物、ひなあられに菱餅などちなんだ食べ物がありますよね。

 

ちらし寿司しのエビは、腰が曲がるまで長生きをしますようにという願いがこめられています。

 

菱餅の色にも、意味があります。

三色の赤色は魔除けや健康を願う色、緑は邪気を払ったり健康を意味し、白は子孫繁栄や清浄を表しています。

 

行事にちなんだ食べ物の由来を調べるのも、楽しいですよ。

 

今回は、ひなまつりの絵本を2冊、ご紹介したいと思います。

必見です。

 

1.おひなさまのちらしずし  平野恵理子 作

 

美味しそうなちらし寿司のまわりに、ぼんぼりや梅の花のイラストが可愛らしくて、思わず手に取ってしまう絵本です。

 

弟のボクは、なおねえが今年はちらしずしをお母さんと一緒に作る事になり、心配になりました。

 

ちらしずしの材料が、イラストで大きく描かれていて字も書いてあるので、とってもわかりやすいですよ。

にんじんに、さやえんどう。干ししいたけに昆布、卵、れんこん。

 

お米をといだり、乾物を水に浸けます。どれも初めて。

ボクもやりたくなります。

昆布を水に浸けるお手伝い。ピーラーで野菜の皮むきもできました。

 

れんこんは、お酢を入れて茹でるとか、さやえんどうは塩茹でしてからザルにあげて、うちわであおぐなど、一つずつ丁寧に描かれているので、この絵本一冊で作れますね。

 

ちらし寿司の具を煮たり、すし飯を作ったり。

あみじゃくしやおたまなど、道具の名前もすぐにイラストでわかります。

 

お吸い物の作り方まで、載ってました!

食べるのが楽しみですね。

 

食育にもなるこの絵本、おススメです!

 

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2.もりのひなまつり   こいでやすこ 作

お雛様とお内裏様が、ねずみと手を繋いでいます。

  

春も近いある日、ねずみばあちゃん宛てに、森の のねずみ子供会から、手紙が届きます。

 

ねずみばあちゃんのお雛様に祝ってもらうと元気になるから、森へお雛様をつれてきて森のひなまつりをしましょうとのこと。

 

すると、お雛様の箱の中から

「参りましょう。」と声が。

 

ねずみばあちゃんとお雛様達は、歩いて森へ出かけます。

 

すると、のねずみ子供会が乗り物を持って現れて、お雛様達を森の奥へと連れて行ってくれました。

 

無事に到着すると、五人囃子が笛や太鼓をならします。

ピーヒャラ ポンポン ピーヒャララ

 

三人官女が歌を歌い、のねずみの子供達が元気に育つよう、森の動物達が幸せに過ごせるよう、お雛様は祝いました。

 

夕方になり、帰り道です。

あたりはどんどん暗くなり、ちらちら雪が舞いはじめました。

 

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急いでどうにか家につくと、こねずみはお礼を言って森へと帰りました。

 

お雛様は、言います。「何とワクワクした1日でありましたかなあ。」

しかし汚れた姿をみて、きっとこんなに汚ければ捨てられてしまうと、泣きました。

 

大丈夫ですとも!

ねずみばあちゃんは、糸や針で繕ったり、おしろいや紅で手や顔を綺麗に塗り直しました。

 

翌日眼を覚ますと、綺麗に飾らせています。ねずみばあちゃんはほっとして

キッキッキッ

と笑ってしまいました。

 

最後に届いた郵便は、のねずみ子供会のこねずみからのお礼状でした。

 

まとめ

 ひなまつりは、女の子にとって特別な節句ですよね。

女の子の、健やかな成長を願っております。

2月3月になると、進級や卒園が近づいてきます。

そうすると、子供は意外とナーバスになるものです。

なんだか落ち着きがなくなったり、イライラしたり。夜なかなか眠らなかったり。

 

リンクにある心理カウンセラーの最上朝加さんは、子育て相談も行っております。

匿名で相談できるので、おススメです。

 

 

一緒に読むなら2歳から。3歳4歳5歳におススメ。冬から春にかけて読んであげたい絵本。厳選3冊!

 私の大好きな「冬から春にかけて読んであげたい絵本」を3冊ご紹介します。

絵本の表紙を見ただけで、春が感じられますよ。

 

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1.ポットくんとミミズくん  真木文絵 文・石倉ヒロユキ 絵

ちゅうりっぷの花壇の前には、大きな植木鉢のニコッと笑ったポットくんの笑顔。みみずが土から顔を出して、話しているような表紙です。

 

花が大好きなポットくん。

庭を掃除して頭の上にたまねぎの種をまきます。

楽しみ楽しみと、うきうき。

 

夜眠っていると、お尻の辺りがモゾモゾしまし。びっくりして飛び起きます。

枯葉を食べるみみずが顔を出しました。

 

みみずはトンネルを掘ったり、体が伸び縮みする事や結構速く動く事を、教えてもらいます。

土の上のもこもこは、さて何でしょう?

 

みみずの生態についても、詳細に書いてあります。

みみずのマフラーみたいな輪っかは、卵をうめるようになるなど。

 

あるひ、前より大きなもこもこを発見!

モグラです。みみずを食べてしまいます。

みみずは慌てて、ポットくんの中へと逃げて、助かりました。

 

お礼に、みみずはポットくんの土を食べてくれます。なぜなら、みみずのうんちは栄養があるからです。

夏にはいつもよりたくさんの花が、咲きました。

 

裏表紙の裏には、みみずの不思議な世界と題して、かなり詳細に載ってます。

みみずの生態に興味がある方は、必見です!

 

 

2.のいちごつみ さとうわきこ 作・絵

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ピンク色の表紙には、ばばばあちゃをやが野原に座って、いちごを食べようとしてます。周りには、いつもの仲間が遊んでいてほんわかします。

 

そろそろあたたかくなってくる頃だからと、のいちごつみに、皆を誘います。

皆は遊びに夢中。1人で出かけることにしました。

 

カゴいっぱいにいちごをとった ばばばあちゃんは、昼寝を始めます。

 

いつものお馴染みの仲間の犬やうさぎ、きつね達がお昼寝中のばばばあちゃんを見つけます。

 

いちごジャムを作る前に、皆一粒食べる事に。

数え歌を歌い、むしゃむしゃもぐもぐ食べながら帰ると、7粒しか残ってません。

 

これじゃあ、ジャムはできません。

そこで、ばばばあちゃんは7粒パクリ!

 

また明日摘みに行く事に。

 

楽しかったね。

 

 

 

3.はなをくんくん  ルース・クラウス文、マーク・シーモント 絵、きじまはじめ 訳

 クマとりす、ねずみなどが楽しく踊る表紙。何だか楽しそうです。

 

雪が降ってるよ。

のねずみが眠っているよ。   冬眠している絵

くまが眠っているよ。

りすが木の中で眠っているよ。

 

 

白黒なので、柔らかなタッチで、雪を見事に表現しています。

 

皆起き出します。

はなを くんくん

 

のねずみがかけていく

くまがかけていく

 

最後は、全員集合。皆うっふっふと笑う。踊りだす。

 

雪の中に、お花が一つ咲いてるぞ!

 

モノトーンの世界の中に、真っ黄色な花が咲いています。

皆、嬉しそう。春を感じますね。

 

 

まとめ

 冬から春にかけて、土などの春の匂いや暖かさが感じられる、そんな絵本をご紹介しました。

春が待ち遠しいですね。

お子さんと一緒に、散歩中につくしんぼやたんぽぽなど「春」を見つけるのも楽しそうです。

ぜひ、春を見つけてくださいね。

 

2歳から楽しめる、虹に関するワクワクドキドキの、不思議な絵本。

かがみのえほん ふしぎなにじ   わたなべちなつ 作

 

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虹が出ているのをみて、お子さんに「あれは、虹だよ。綺麗だねー。」なんて言う機会はありませんでしたか?

 

この絵本は、手の平の中で虹が見れる、そんな素敵な絵本なんですよ。

鏡のしかけを使います。

 

2歳から楽しめます。


手の平より、少しだけ大きなえほん。虹は7色ですが、この絵本では、黒地に赤、オレンジ、黄色、黄緑、青の五色で表現しています。

 

かがみが一つと、虹が一つ。

虹は、直線だったり曲線だったりします。

 

直線の先にかがみがあって

絵本のページの角度を変えると、あら不思議。

 

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虹が姿を変えますよ。

 

半円の虹が、まん丸の円になったり

1/4の虹が、半円の虹になったり

 

あたり一面 虹が広がります。

 

驚きとワクワクがとまりません。

 

さて、ばらばらのくねくね虹は、一体どうなるのでしょうか。

 

くねくね虹が一つにまとまって

最後のページは、ゆっくりと開いて覗いてみてくださいね。

 

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鏡の面白さ不思議さを感じると共に、虹って何だろう?みてみたいなーと興味が持てる一冊です。

一人ででも角度を変えて楽しめて、だんだんとコツをつかめるので、集中する事でしょう。

 

ぜひおススメですよ!

2歳から5歳におススメ!節分にぜひ読んであげたい絵本。厳選3冊!

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節分にぜひよんであげたい絵本。

 

1.おにたのぼうし  あまんきみこ 作・岩崎ちひろ 絵

 この絵本は5歳くらいからのお子さんにおススメです。

 

表紙の大きな帽子をかぶっている'おにた’は、とーっても心が優しい鬼の子どもなんです。

豆を投げられると、逃げてしまいます。

逃げた先で、女の子と出会います。すごく痩せている女の子。

女の子はおなかをすかしていました。

おにたはそんな女の子に、必死で食べ物を調達してきます。

 

女の子のお母さんは病気です。鬼がくれば病気がわるくなると言われて、おにたはそっと姿を消してしまったのです。

 

さて、続きをしりたくありませんか。

なんだか切なくなるお話です。

 

岩崎ちひろさんの絵に、魅了されます。

 

2.あかたろうの1・2・3の3.4.5  きたやまようこ 作・絵

 

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あかたろうシリーズは、大好きです。とってもかわいい鬼なんですよ。

表紙の絵を見ているだけでも、楽しい気分になります。

 

あかたろうが帰宅すると、お母さんがみあたりません。

台所やお風呂などどこを探しても、いないんです。

どうしよう・・・不安になるあかたろう。

 

そして、あかたろうは電話をかけることにしました。

まずは、おばあちゃん家に。

1・2・3の3・4・5。

 

つい先ほどまでいたのに、八百屋に寄って帰るとの話でした。

そこであかたろうは、今度は八百屋さんに電話をかけます。

そしてお次は・・・。

 

帰宅したお母さんが、何を買ってきたのか当てたあかたろう。

 

さみしい気持ちの中、お母さんを探して電話をかけるあかたろうに、親子っていいなと思いました。

 

2歳からおススメの絵本です。

 

3.まゆとおに やまんばのむすめまゆのおはなし こどものとも傑作集 富安陽子 作・降矢なな 絵

 

表紙にインパクトがあるこの一冊。

困った顔の赤鬼の額の上にどっかりと座って笑っている、赤い髪の毛のまゆが印象的です。

 

「まゆとおに」はシリーズで他にも絵本が出ているので、一緒に読むと楽しいですよ。

これは、シリーズ第一作目なので、必見です。

 

まゆは、やまんばの娘です。そして、とっても怪力なんです。

赤鬼がまゆを煮て食べようとお湯を沸かし始めます。

 

まゆは、そうとは知りませんから、薪を運んだり石を運んだりと手伝いを始めます。

まゆは、勘違いをしていてお風呂のお湯を沸かしているのだと思っていました。

 

お湯が沸くと、鬼に「お先にどうぞ。」と言って、鬼を鍋に入れてしまうのです。

 

さて、続きはどうなるのでしょうか。

気になりますよね。思わずくすっと笑ってしまう、そんな素敵な楽しい絵本ですよ。

ぜひ、絵本を手に取ってくださいね。

必見です。

 

まとめ

節分に関する絵本はたくさん出ていて、まだまだ紹介したい絵本がたくさんありました。

今回は、特にお気に入りの絵本をご紹介しました。

お手にとってみてくださいね。

 

 

 

 

トイレットトレーニングの時に、この絵本はおススメですよ。

「うんちが ぽとん」絵・文 アロナ・フランケル  訳 さくめゆみこ 2歳から3歳 

おむつにさよなら!のお話

 

 

 

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うまれてすぐは、おむつをします。

お母さんがおむつを、取り替えてくれます。

 

あるひ、お母さんが大きなプレゼントをしてくれます。

それは  おまる

これは、帽子かな?花瓶かな?お風呂かな?と最初は男の子は、なんだかわかりませんでした。

 

さっそくおまるに、座ります。

さいしょは上手くいきません。失敗をしてしまうんです。

 

あるひ、うんちが出そうな気がしてすわると

 

でた!

みてみて!

やっぱりおむつよりこっちのほうがいいね。

 

お母さんと一緒にトイレに捨てに行き

バイバイ

 

なんだか嬉しそうです。

うんちがおまるで、成功したお話です。

 

トイレットトレーニング中には、よいお話ですね。

 

おまるを使っていたり、今はトイレに小さな便器をぱっとかぶせると座れる便利な物もお手頃価格で売っていますね。

 

トイレットトレーニングは、辛くなりながらやるものではないですね。

楽しくトイレットトレーニングができればよいなと思います。

 

やはり、最初はだれでも失敗してしまうんです。

その繰り返しをしていくうちに、段々と自分でおなかに力をいれたりとかなんだか出そうって思う感覚が出てきます。

 

失敗しても、保護者の方は決して悲しい顔や残念そうな顔をしてはいけません。

子供は親をよく見ています。傷つくんです。

 

失敗したら、ささっと片づけをして着替えをさせてあげるのが肝心だと思います。

怒られながらやるものではありません。

 

ぜひ、おススメします。

 

 

0歳1歳2歳に、おススメ絵本。繰り返しの言葉や動物と楽しく体操する絵本2選。

0歳1歳2歳におススメの絵本をご紹介します。

絵が優しくて、わかりやすい絵本です。

余計な情報がなくて、子供の目に飛び込んできやすい絵本は、小さいお子さんにもってこいです。伝えたい事柄がわかりやすいですから。

そんな絵本を2冊、おススメします。

 

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「おーい おーい」0..2絵本 さとうわきこ 作

かわいい男の子が「おーいと呼んだら返事してっていいます。

これだけでも、かわいいですよね。

呼んだらお返事をしてほしいものです。さみしいですから。

 

すると、かぼちゃが

「ぼちゃ ぼちゃ どすどす ずずん ずずん」

たまごは

「ゆで ゆで たまご ころん ころん」

おいもや椅子、電話に太鼓までもが返事をしてくれます。

 

「おーい おーい みんなで一緒に遊ぼうよ。」と最後に男の子がいいます。

 

さて、最後は一体どうなるのでしょうか。

ぜひ絵本を手に取ってくださいね。

 

 

 

「はね はね はねちゃん」0.1.2絵本 なかがわりえこ文・やまわきゆりこ絵

 

やまわきゆりこさんの絵は、どの作品も本当にやさしいですね。すぐ見て、あっと手に取ってしまいます。

私にとって、小さい頃から馴染みのある絵なんです。

そういう絵本があるっていうことは、幸せなことだと感じます。

 

皆さんもそんな絵本、ありませんか。

小さなころに読んだことあって、懐かしいなと思わず手に取ってしまう絵本が。

そういう絵本をお子さんにも、1冊でもできると嬉しいですね。

 

さて、表紙はなんだか楽しそうな人と、うさぎが躍っているようです。

この楽しそうな人が、はね はね はねちゃんです。

 

はね はね はねちゃんは、たいそうをします。

 

手を横にうーんと背伸びして、きりんに届くかな。

手を前に 押せ 押せ よいしょ くまの背中に大きい 大きい

手を横に があ があ がちょう

首を出してひっこめる かめさん 次は足をひっこめる かめさん

 

うさぎがぴょん

 

最後はみんなでたいそうです。

 

親しみのある動物たちが、はね はね はねちゃんと一緒に体操をしてくれるので、「ぼくもやりたーい」「私も」って読み手の子供たちが言いそうだとはおもいませんか。

 

子供と一緒に、楽しく体操やストレッチをするのに、おすすめ絵本です。

ぜひ、体操をする前や体操しながら、このきりんさんと一緒にやってみようと促すのはいかがでしょうか。

 

おススメです。

 

まとめ

 絵本は内容も重要ですが、絵が素敵だと「あっこの絵本、読みたいな。」と思わず手にとってしまいます。

内容も素敵だと、最高ですよね。

 

この2冊は、とっても楽しく読める絵本なので、ぜひお膝の上や体操を一緒にしながら読むのに、おススメ絵本です。

ぜひ、手にとってみてくださいね。

 

1歳からの乗り物の絵本。おススメ厳選2冊!

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1歳になると、さまざまな事がよくわかってくるようになって楽しい時期ですよね。

身近な乗り物に興味を持つ頃では、ありませんか。

 

働く車や新幹線などは、特に魅力的なようです。

次々と名前を覚えていったりと、保護者がびっくりする事もあります。

そんな時期におススメの絵本を2冊、紹介したいと思います。

 

1.「はたらくのりもの」こどもチャレンジブック2 ダイソー   1歳から。

ダイソーの絵本は、結構すごいですね。感動しました。お値段もお手頃ですし、汚されても眉間にしわがよったりはしません。

それも含めて、とっても使い勝手の良い絵本です。

 

もちろん中身が充実しているので、すごいと思いました。


大きく4つに分けられています。


1.緊急な時活躍する乗り物

  …消防車やしろバイ、はしご消防車、パトカー、救急車の写真でが見開きで載っているので、子供たちはワクワクします。

 

2.重いものを運べる力持ち

  …タンクローリー、コンクリートミキサー車、トラック、ダンプカー

 

3.掘ったり押したりしてかっこいいね。

  …トラッククレーン、ブルドーザー、ロードローラー、ショベルカー、フォークリフト

 

4.町には色々な車があるよ。

  …タクシーに路線バス、郵便車に高速バス、宅配車にゴミ収集車

 

最後は様々なところで働く乗り物

  …タンカー、消防艇、散水車、除雪車、コンテナ船

写真には、ひらがなで車の名前があり加えてアルファベットも載っています。ひらがなの発音表示もあるんですよ。


手のひらより少し大きく、厚みがあるので開きやすいですよ。おすすめです。

 

2.スーパー乗り物シリーズ 特急電車 交通新聞社

 

「スーパーかむい」や「いなほ」など、かっこいい電車が1ページずつ写真付きで載っています。

 

ページの下の欄には、「おしえて」欄があり、詳しい解説が書いてありますよ。

例えば、いなほは、新潟~秋田を結ぶ。最高時速は120km。常磐線で「フレッシュひたち」として活躍していた車両を造り直して誕生した。などと書いてあります。

 

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写真付きの電車が、なんと16台も載っているんです。

一部をご紹介します。ラピート、スカイライナー、スペーシアにあそぼーい、サンダーバード、くろしおなどです。

どれも、人気のある車両ですね。

 

まとめ

 どちらかといえば男の子が好んで読むイメージですが、女の子も好きな子は好きですよね。名前を知りたいと思ったり「これなあに?」を連発する時期でもあります。

 2冊目にご紹介した絵本は詳細が載っているので、説明するにはもってこいの一冊ですよ。

 1歳のお子さんから、おススメです。

 

 

2歳から5歳におススメ絵本。おさるのジョージすいぞくかんへいく。

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「おさるのジョージ すいぞくかんへいく」M.&H.A.レイ原作・福本友美子 訳

 

2歳から5歳に、ちょうど楽しんで読める絵本だと思い、ご紹介します。

 

表紙は、なんともかわいらしいペンギン3匹とジョージが笑っているイラストです。

とっても知りたがり屋のジョージ。

仲良しの黄色い帽子のおじさんと、水族館へ行くことになりました。

 

黄色い帽子のおじさんは、チケットを買ってくるからこのベンチで座って待っててね。とジョージに言い聞かせます。

 

でも、待っているうちにジョージは水族館の中をのぞいてみたくなりました。壁伝いの木を登って、中へと入ってしまいます。

おさるなので、お茶の子さいさいなんですよね。

 

中へ入ると、そこには白イルカの母と子供の2頭がいます。そして、アシカにも出会いました。

薄暗い部屋に入ると、そこにはお魚やクラゲたち、ピラニアにタツノオトシゴ、真っ赤なタコがいます。

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水の中の生き物の名前を覚えられたり、水族館に興味がもてるので、よいですね。

 

「触らないでね」と書いてある水槽には、ヒトデやハマグリ、うになどが入ってます。

ジョージがその水槽に手をだします。すると

ぱちんっ!痛いっ!

カニのハサミにはさまれてしまった、ジョージ。

 

ペンギンさんを「太った変な魚」というジョージ。

ペンギンのスペースの囲いの中に、ジョージは入ってしまいます。

 

ぴょんぴょん と、一緒にペンギンたちと跳んだりあるいたり。そして、おなかですべったりして遊びます。

 

「ペンギンの中に、おさるがいるぞー。」

ジョージは何を思ったのか、なんとペンギンの部屋のドアを開けてしまいます。

ペンギンたちは、部屋の外へとどんどんと出て行ってしまいます。

 

ペンギンたちが逃げ出して、バタバタします。

そんなときに、ペンギンの赤ちゃんが水の中に落ちてしまいます。

まだ、上手く泳げません。助けて―。

 

ペンギンが逃げた事で大騒ぎとなり、だれもペンギンの赤ちゃんがおぼれている事にはきづきません。

きづいたのは、ただの一匹ジョージだけ。

 

ジョージは、無事ペンギンの赤ちゃんを助けることが出来ました。

ほっと一安心です。

 

騒ぎで、黄色い帽子のおじさんが駆けつけてきました。やっとジョージと出会えます。

 

館長さんは、ジョージがペンギンの赤ちゃんを助けたことをしって、お礼を言ってくれました。

友達になったペンギンたちに手を振って、ジョージと黄色い帽子のおじさんは帰ります。

また、会いにくるねと約束をして。

 

まとめ

いたづら好きのジョージ。塀を勝手に超えてしまったり、ペンギンの囲いの中に入ってしまったり、ペンギンのドアを開けてしまったり。

でも、悪気はないようですね。

ペンギンの赤ちゃんを助けて、よかったです。

愛されているジョージ。シリーズで色々とでているので、ジョージが好きになったらイ色々と手に取りたいですね。

おススメです。

 

 

0歳1歳2歳におススメ絵本。厳選2冊!

0歳1歳2歳におススメの絵本を、ご紹介したいと思います。

 

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ひとつめは、非常に簡単な繰り返しのある絵本です。

幼いころは、繰り返しの言葉が心地よく、とっても安心できる材料になっています。そして、繰り返しの言葉を覚える事が出来たりもします。

また、この絵本を読んで―と言われるものは、だいたいが繰り返しのある絵本だったりもするのです。

心地よいですし、安心できるからでしょうね。

 

2番目にご紹介する絵本は、ちいさなかがくのともです。

形が変わる発見をしたりすると、嬉しくなりますよね。

小さい姿と、大きく広げた姿がリンクしたとき、あーそうなのかと子供たちは発見します。

そして、心がどきどきわくわくしてくるのです。

そうすると、もっと知りたい。一体どうなっているんだろうと、次のわくわくを探していきます。

 

かがくのともは、そんな小さな疑問だったり発見だったりを見つけるきっかけとなるので、どの絵本もおススメです、

この絵本は、かがくのともに一歩踏み出すころ、2歳児後半や3歳くらいの初期のころにおススメですね。

 

 

1.くりん くりん ごー ごー 0.1.2絵本  佐々木マキ・作

 

 

動物たちがでてきたり、簡単な繰り返しのある絵本のため、10歳1歳2歳児におススメです。

しかし、すべてひらがなで描いてあるので、文字に興味を持ってきた4歳5歳になった時にもちょうどよい絵本だと思います。

長く使える絵本ですね。

 

自転車に乗っている男の子。

くりん くりん くまさんが一輪車でやってきて

くりん くりん と行ってしまいました。

 

らいおんさんが、オートバイで

ぶろん ぶろん

ぞうさんが、自動車で  ぶーぶーごーごー

ぶたさんがたくさん乗っています。バスでやってきて

 

でも、きこ きこと子供が三輪車できたら

皆動物たちが戻ってきましたよ。

 

かわいらしい、絵本です。

 

 

2 .

ちいさなかがくのとも  おいで おおきくなると  いとうせつこ文・八戸さとこ絵

閉じたカサ。今はまだ小さいけれど

大きく 大きくなって 影を作るんだ

おりたたみテーブル 今はまだ小さいけれど

大きくおおきくなって おいしい食べ物飲み物をいっぱいのせるんだ。

 

ハンモックは、ゆーらん ゆららんって空でゆれるんだ

ゴムボート すーいすーいって湖で泳ぐんだ。

テントは、湖のそばの家になるんだ。

 

夜は、明かりをともしてかがやくのさ

みんな 遊びにおいで。

 

キャンプの道具たちが、小さくおりたたんでいるものを広げて

完成したようです。

 

まとめ

 どちらも、オススメ絵本です。0.1.2歳の前半と後半にちょうどよいかもしれません。

ぜひ、お手にとってくださいね。

 

 

3歳から5歳におススメ絵本。交通ルールがとってもわかりやすい絵本!

3歳から5歳におススメ絵本です。

行動範囲が広がったり、活発になるこの時期。

交通事故は心配ですよね。

でも、口やかましく言ってもなかなかわかっていないような感じがする時は、ありませんか。

空返事をしているのか、本当にわかっているのかどっちなのかと。

 

おススメ絵本は、そんな交通ルールをリアルな場面で紹介しています。実際にこうなった時はあぶないんだ、と大人から言うより、時には絵本から学んだほうがすーっと子供の中に入ることもあるんです。

 

口で伝えて、絵本でも教えてというダブル効果がよさそうですね。

 

おかあさんとおやくそく くみちゃん あぶないよ  てらおかくにお

 

うさぎの女の子のくみちゃんが横断歩道を渡っています。

手をあげてる所で目の前には車のイラストが描いてある、この表紙。

 

ぜひ、お母さんお父さんと一緒に読んでほしい絵本です。

交通ルールを一緒に確認できるからです。

または、お子さんが読んでいるのを見守って、質問してきたり「この場面は危ないよねー。」なんて言ってきたら、こっちのもの。

その時がチャンスです。一緒にこうだよね、ああだよねと言いながら交通ルールを確認しましょう。

 

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「くみちゃん、お父さんをお迎えにいくの。」一人で外へ出るくみちゃんです。

「気を付けてね。」とお母さん。

 

 

くみちゃんの目の前にボールが転がってきて、車にひかれてぺしゃんこに。

ボールを追いかけてきた子供にくみちゃんは言います。

「道に飛び出すと危ないよ。ボールみたいになっちゃうよ。」と。

飛び出したくまちゃんは、泣いています。

 

横断歩道のない道路を、お友達を反対側に見つけて三輪車で渡るパンダさん。

危うくトラックにひかれそうになりました。

 

ぞうのおじさんは、赤信号だとわかっているのに平気で渡っています。

そして、ねずみくんのオートバイにひかれてしまいました。

 

くみちゃんは、お母さんとお約束したことを思い出してきちんと守ります。青信号でわたらなくちゃ。

 

お約束をきちんとまもっていましたが、なんと大嫌いなハチが追いかけてきました。

助けて―

 

危ない!ドーン!

「そんなに走っちゃあぶないよ。」

なんと、ぶつかったのはくみちゃんのお父さんでした。

車じゃなくて、よかったね。

 

右左と、ちゃんと見てから渡ろうね。

表紙と裏表紙には、注意事項をイラストでわかりやすく描いてあります。

例えば、「道路でふざけっこしない。」

「信号が青になるまで、待つ。」

「車のまわりで遊ばない。」

 

ぜひ、交通ルールを確認してくださいね。おススメですよ。

 

0歳から2歳むけの絵本。おんぶにだっこなど愛着のある絵本、厳選3冊!

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0歳から2歳に、ちょうどよい絵本です。

人間の本能、欲求を満たしてくれる愛着行動が絵本になったものを、ご紹介します。

親子の絆は、深いですね。

そして、自分を守ってくれる存在だと知っているんです。

子どもが安心する姿はなんとも言えず、読み手側もなんだかほっとします。

読んでいて癒されること、間違いなしですよ。

 

1.よくきたね   松野正子・文   鎌田のぶ子・絵

 リアルな母ぐまと子ぐま2匹の表紙が、かわいらしいこの絵本。

 

まず最初は、犬の親子が出てきます。

おいで おいでと、お母さん犬が 小犬を呼びます。

いいこだね。

お母さん犬は、小犬をやさしく包んでくれるんです。

嬉しそうな小犬のお顔。

 

おいで おいで  次は猫の親子です。

そしてぶたの親子、くまの親子と続きます。

馴染みのある動物たちですね。

 

そして最後は、人間の親子です。

みんな お母さんのところにきたら、「いいこだね」とやさしく包んでもらいます。

ギューッと抱きしめてもらったり、おっぱいをのんだり。

その姿に癒されるのは、私だけでしょうか。

 

優しい気持ちになるこの絵本。ぜひおススメします。

 

2.ねえ おんぶ  こどものとも0.1.2  岡井美穂・作

ぞうさん、コアラさん、カバさん、セイウチさんに囲まれて、子供が真ん中でみんなを見上げている表紙の絵。

 

絵が、と~ってもあたたかいんです。好感が持てます。

コアラさん ねえおんぶ  と人の子どもがいいます。

はい どうぞ

優しくおんぶしてくれるコアラさん

 

次はカバさん。カバさんも はい どうぞ

他の動物たちも、皆笑って

はい どうぞ

みんな、喜んで優しくおんぶしてくれるんですよ。

 

 油絵で、柔らかい独特のタッチで描かれています。

 

3.こどものとも 0.1.2 おっぱいのんだら   わかやましずこ・作

こっくん こっくん おっぱいのんでるのは 牛の赤ちゃん

おっぱいのんだら、元気に むもー

 

猫の赤ちゃん おっぱいのんだら 元気に みゅーみゅー

犬のあかちゃん おっぱいのんだら 元気に くーんくーん ふんふんふん

ぶさのあかちゃんは、なんと7匹でかわいいんです。

おっぱいのんだら ぶきーぶきーぶきー きぷーきぷーきぷー くふ

 

とっとこ とことこ どこいくの?

おかあさんのところに 帰ってきたのね。

 

まとめ

お母さんのところに来て、安心する姿は何ともほほえましく、癒されますね。

ぜひ、お子さんによんであげてくださいね。

身近な動物たちがでてくるので、嬉しいですし繰り返しよんでいるうちに名前を覚えられますよ。

ぜひ、オススメです。

小野寺史宜さんの小説「ひと」を読んで。

小野寺史宜さんの小説「ひと」を読んで。

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 生きていくっていうこと、お金を稼いで生活していく事がどんなに大変であるかがひしひしと伝わってくるこの作品。

 主人公を応援したくなります。

 

 砂町銀座の惣菜屋「おかずの田野倉」が舞台です。ここはテレビでも紹介されるほどの有名店で、食べ歩きにはもってこいのコロッケやハムカツ、カニクリームコロッケなどを売っています。

 

 主人公の柏木聖輔は、20歳。鳥取出身で、高校の時に父が交通事故で他界。大学進学で東京に出てきて、大学在学中に鳥取にいる母が他界してしまいます。

 兄弟もおらず、身寄りのない一人きりになってしまいます。

 

 母が他界し、大学を中退しました。

 おなかがすいていてもう20時間、何も食べていないけれども財布の中には55円しか入っていません。

 目の前の54円のコロッケを買おうとしていたところ、他のお客に先を越されてコロッケを買えませんでした。

 15分後にしか揚がりません。砂町銀座のコロッケ屋の店主督次さんに事情をきかれ、120円のメンチカツを50円にしてもらいます。

 そこでたまたま電柱の張り紙をみて、ご縁があってアルバイトを始めました。

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 田野倉には、他に奥さんの詩子さん、24歳の稲見映樹さんと37歳の芦沢一美さんが働いています。

 

 先輩の映樹さんは遅刻の常習犯ではるものの、親しみがあって要領が良い人です。詩子さんは、映樹さんをわが子のようにかわいがっています。

 

 聖輔は父親が調理師だったのを思い出し、馴染みがあったのですぐに調理師を思いつきます。実務経験二年を経て調理師免許を取得しようと勉強を始めるのです。

 

 社会人になってからの人とのつながりは、大学でバンドをくんでいたのでその時のバンド仲間とのつながり。

 また、遺産が入ったことを当てにして、鳥取から東京まで出てきてたかってくる親戚のおじさん。

 大学を中退して社会人になり一生懸命生きていく聖輔を見下す人や、助けてくれる人。変わらずに接する人など。

 立場が変わると見下す人っていますよね。でも、その人は見下していることに気づいていない場合もあるんだなと、改めて感じました。つきあう人は、選ばないといけませんね。

 

 店主が子供がいないから、あとを継いでくれないかと聖輔に言い、聖輔は即答できませんでした。

 しばらくすると、先輩の映樹さんの彼女が妊娠して結婚することとなります。

 聖輔は、身を引く形でアルバイトをやめる決心をするのです。

 あぁ、なんだか泣けました。

 そうすることで、家族をもった映樹さんが店をつげるようになるのです。

 結局聖輔は、父親と同じ非常に優しい人だったのです。映樹さんや店主、詩子さんのことを想っての行動に、感情が揺さぶられました。

 

 このお話では、「一人の冬」の章でも、聖輔は一人ぼっちでさみしいとか、そういった類の泣き言は一切いいません。

 ただただ、ひたすら前を向いて歩いています。

 そんな聖輔を若いのにすごいな、偉いなと感心しました。

 

 人は、いつ何が起こるかわかりません。そして、前を向いて進んでいく事の大変さや孤独、生きていくということはどういう事なのかを感じました。

 そして、感謝することは大切ですよね。感謝を忘れずに生きていこうと思います。

 

 この小説は、暗くならずに重くならずに書かれているので、さらっと読めて「人」というつながりを色々と考えさせられます。ですから、おススメです。

 

 

 

大みそかに読みたい絵本。厳選3冊!

2019年ももう、残りわずかとなりました。

我が家は大掃除に追われています。皆さんはいかがですか。

さて、今回はそんな大みそかに読みたい絵本をご紹介します。

 

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1.ぐりとぐらのおおそうじ  中川りえことやまわきゆりこ

 これは、春の朝の大掃除のお話なのですが、同じ大掃除で面白い絵本なので、ぜひご紹介したいと思いました。

 

 「家の中がほこりだらけ。」とびっくりした二匹。

 そして、大掃除をするための服をします。

 それがまた、かわいいのです。ほこりよけのマスク、ゴーグル、帽子の姿。まるでスキーです。

 

 掃除道具も、読み手の子供たちにとっては魅力的ではないでしょうか。

ほうきにちりとり、ぞうきんにバケツ。

そして、自分がぞうきんになろうという発想は奇想天外で、面白いです。

穴あきのセーターを着たり、カーテンを体に巻き付けたりして。

 

うさぎのキックが、ぐりとぐらの家の中を外からのぞいて、びっくり。「ぎゃっ、ぞーきんおばけとほうき・はたきおばけがいた」

うさぎの仲間に大慌てで、報告しにいきます。

うさぎたちは、みんなでぐりとぐらの家にいきます。

でも誰もいなくて、テーブルにはおやつが。

大掃除のおわったぐりとぐらと一緒に、おいしい人参クッキーをたべました。

 

大掃除も無事終わってのおやつタイム、お疲れ様と言いたいです。

 

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>2.ノンタンおやすみなさい  キヨノサチコ 絵・作

 ノンタンは夜「ぼく、寝ない。」とおめめぱっちりです。

 寝ているうさぎさんの家に行きます。

「あーおーびーまーしょ。」夜なので、3匹はぐっすりです。

 

 ノンタンは次にことりの家へ、そしてくまさんの家にも遊びに行きます。

 でも、みんな寝ています。

 

 しょんぼり歩いていると、ふくろうさんが話しかけてくれました。

 そして、夜行性のふくろうさんと鬼ごっこです。

 喜んだのは束の間、暗くて大きい石にぶつかって 「いたたた」

 パッシャーン 「うっひゃあ」大きな水たまりでずぶぬれです。

 

やーめた  何もみえないんだもん。おやすみ。

 ノンタンはシャワーを浴びて夜はやっぱり寝たほうがいいと、気づいたようです。

 おやすみなさい。

 

3.松谷みよ子あかちゃんの本 もしもし おでんわ   絵・いわさきちひろ

 水彩画に惹かれます。

 なんてすてきな絵なのでしょう。

 そして、電話というアイテムは、あかちゃんにとっては魅力的ですよね。

1歳くらいになると電話のおもちゃを取り合う風景を目にします。そして、あちらこちらで「もしもし」「もしもしママー?」と。

 

 この絵本では、「もしもし モモちゃんです。まだねむたいの」

おひさま もう朝ですよ。と優しく語り掛けます。

まるでおひさまが、包んでくれるようです。

あひる もう顔を洗ったよ

のはらのタンポポ  そしてちょうちょ

 

ジリリン だれも出ません

 

モモちゃんは おさんぽ。あひるとちょうちょとおひさまと。

 

のんびりほんわかした、やさしい作品です。

ぜひ1歳から2歳のお子さんに読んであげてくださいね。

 

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まとめ

 

どれも好きな絵本です。

年末のあわただしい時期に、大掃除のお話や夜寝たくないというお話、電話のお話を読んで親子の絆を深めていただけたらなと思います。

 

お正月に読みたい絵本。おもちつきやお餅に関する絵本!厳選3冊。

  おもちを皆さんは、食べますか?

 私の田舎では、毎年年末になるとおもちつきをしています。そのお餅をすぐに送ってくれるのです。丸~いお餅なんですよ。毎年の楽しみです。

 

 そこで、おもちに関する絵本を、ご紹介します。

 読んでいると食べたくなること、間違いなしですよ。ですから読む前に、お餅やあんこ、きなこの購入をおススメします。食べたくなったら、すぐに食べられるので。

 

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1.もちつきぺったん  きむらゆういち12カ月のしかけ絵本  いもとようこ 絵

 

つきたてのおもち。何につけて食べようかな?

ぴっぴとみいみが「あけましておめでとう!」ズシン ズシンと音が。

行ってみると、ねずみくんとねずみちゃんが羽根つきをしています。

 

短いページを左右に動かすと、羽が行ったり来たり。

 

また、音のする方へ。するとごりらくんがたこあげをしています。

ここもしかけになっていて、面白いですよ。

 

かばさん達は、おもちつき。

さて、おもちを皆でいただきまーす。

お正月、大好き。

 

1歳から2歳におススメです。

 

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2.ばばばあちゃんのおもちつき   さとうわきこ 作・絵

 表紙から、あんこにきなこなどのお餅がちりばめられていて、なんとも美味しそうですね。

 

 さて今回はばばばあちゃんが、もちつきをします。子供たちにせがまれたので。

 もちごめをぺったんとついてると、だんだんとねばりけがでてきました。

 

美味しそうですね。子供達も興味津々です。子供達もお手伝い。なんだか楽しそうですね。

 

簡単に作れるものもあるので、挑戦してみようかなとさえ思えます。

おもちって、こうやって出来るんだと知る事ができますね。

おもちは、なにで食べようかな。わくわくしてくる、そんな素敵な絵本です。

3歳から5歳におススメです。

 

3.おもちのきもち   かがくいひろし・作

いやー、これは面白いですね。

皆さんはおもちの気持ちって考えたことがありますか?

次々とおもちの仲間が食べられていく様子をみていた、鏡餅の気持ちを。

 

鏡餅が、家から飛び出していく場面の絵が、とてもスピーデイーで印象深いです。

 

これからは、お餅の気持ちをちょっぴり考えて食べてみようかなと思いました。

最後は必見ですよ。

 

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まとめ

 おもちを食べる季節になりました。店頭では丸いお餅や四角いお餅が売られています。

 私は毎年きなことあんこを購入します。お醤油やお雑煮、お汁粉で食べるのも美味しそうですね。

 これらの絵本は、おもちに興味を持つにはもってこいだと思います。

 のどにつまりやすいおもちは、小さなお子さんには危険も伴います。小さくちぎって食べるとよいですね。

0歳から2歳におすすめ、動物やお魚などが出てくる絵本。厳選3冊!

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1.ぴょーん   まつおかたつひで 作・絵

 

 ぴょーんと、とびはねる様子をリアルに描いている絵本。子供は、思わず見入ってしまいます。

 わかりやすくて、頭に入ってきます。

 カエルがジャンプするときって、こうやるんだ。と新鮮に感じます。

 さて、他の動物はどうやってジャンプするのでしょうか。

 ページをめくる楽しみが、どんどんわいてくる絵本です。

 

 読み手も、元気よくジャンプしたい気分になる事まちがいなしですよ。

そして、決まって「もう一回読んでー」と子供たちに催促される絵本なんです。

 手のひらサイズなのも、すてきですね。

 持ちやすいですよ。

 

2.きんぎょがにげた   五味太郎 作・絵

 だれもが、一度は手にする絵本ではないでしょうか。

 きんぎょが見開きページのどこかに、かくれんぼしています。

 さて、いったいどこにいるのでしょうか?

 それを探すのが楽しいですね。

 

 何度か読んでいるうちに、どこに隠れているのかを子供が覚えるようになってきます。

 我先にと、「きんぎょがいたー。」「あそこだ!」と嬉しそうに指さすことでしょう。

 楽しく読み進められる絵本です。また、親子でのやり取りを楽しめる絵本なので、ぜひおすすめします。

 

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3.はらぺこあおむし  エリック・カール

 とーっても、有名な絵本です。

 はじめは葉っぱの上にちっちゃな卵から始まります。

 はらぺこのあおむしが、月曜日はりんごをひとつ食べました。

 火曜日は・・・水曜日は・・・と、どんどんと食べていきます。

  

 さてさて、いっぱい食べて太っちょになったあおむしは、やがてさなぎになります。

 

 しかけ絵本にもなっているので、とっても面白いです。穴が開いているのも特徴です。

 さあ、最後のページでは見事にちょうちょになります。

 そのちょうちょがとってもきれいで、大きくてインパクトがありますよ。

 

 あおむしが成長していく様子が、子供達には鮮やかな絵で頭の中にインプットされます。

 とても印象深いので、あおむしがちょうちょになることをやがて理解していきますよ。

 歌もあって、CDにあわせてページをめくったり一緒に歌う事をお勧めします。

 

 人気のある絵本です。エリック・カールは絵がとても素敵なので、ほかの絵本も手に取ってみることをおススメします。

 

まとめ

  いづれも、0歳から2歳のお子さんにちょうどよい絵本です。

 動物などの生態が、絵を見てわかりやすくて言葉では説明しにくいことでも絵本で教えてくれます。

 素敵な教材にもなる絵本ですね。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね。